2020年09月14日

Casa2021年2Q決算分析1

Casaの2021年1月期第2四半期決算が9月8日に発表されました
上半期累計の売上は前年同期比8.2%増収、経常利益は45.7%減益という結果となりましたが、1Qにコロナ立替に備えて貸倒引当金を積み増して赤字になった影響が2Qにも残り、絶好調の競合他社と比べると見劣りしてしまいますね。
他社は8月上旬から中旬にかけて決算発表をしていますが、好業績に反応して株価も上がっており、Casaにも決算期待買いが入り、8月以降じり高が続いていました。
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そんな中でほぼ計画通りとはいえ、大幅減益決算なので株価の反応が心配でしたが、翌日の寄付では狼狽売りが出ていたようですが、その後は比較的落ち着いた値動きになっています。企業内容を理解してじっくりと中長期保有する株主が増えたのかな?という感じがしますね。
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ほぼ期間が重なる他社の1Q決算(4-6月)と比較してみると下記のようになります。
 あんしん保証 売上 14.0%増経常利益 56.4%増
 ジェイリース 売上  6.7%増、経常利益231.9%増
 イントラスト 売上 19.7%増、経常利益 18.0%増
 Casa(5-7月) 売上  7.5%増、経常利益  5.4%増
着実に成長していますが、他社と比べると伸び率が小さいですね。
Casaは上場している4社の中で売上規模が一番大きいので、伸び率で見ると低く見えてしまうのだろうと思っています。売上の増加額が同じでも、伸長率は年々低下してしまいますからね(^_^;)
下記のグラフが四半期ごとの売上推移です。ジェイリースJLとイントラストEnの2020年2Qは、計算上の値なので実際にこんなに下がることはないと思います。
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今回のCasaの2Q決算では、1Qで赤字になった利益がどの程度回復するのか!?が注目ポイントでしたが、ほぼ予定通りのV字回復となりました。個人的には立替家賃の回収が進んで、もう少し利益が出るのではないかと期待していた部分もありますが、貸倒引当金の戻りが3Qにずれ込んだ部分もあるようです。
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今後コロナの影響が徐々に落ち着いてくれば、一時的に増加した家賃の回収も進んで、3Qでコロナの業績への影響は無くなりそうです。

利益が回復した要因は貸倒引当金の大幅減少です。
コロナの影響で家賃の立替が増加した影響で、1Qでは貸倒引当金を大幅に積み増すことになり、赤字に転落しました。
6月頃からは住宅確保給付金などの支援策も動き出し、家賃立替の新規発生が減ったことと、1Qに立て替えた家賃の回収が徐々に進んでいることから、2Qでは貸倒引当金が正常化しました。1Qで積み過ぎた貸倒引当金の戻入れが3Qにも計上されてくるので、3Qも貸倒引当金は低水準で推移すると思います。
訴訟費用が減少しているのは、コロナで裁判も一時止まっていた影響もありそうですね。
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新規契約件数や保有契約件数はコロナ下でも順調に伸びているので、保証残高も順調に伸びています。
一方でコロナの影響で一時的に増加した求償債権(Casaが立て替えている家賃総額)は、2Qは横ばいとなりました。本来は保証残高に比例して増加していきますが、1Qはコロナの影響で家賃の立替が増加して、求償債権が異常に増加しました。コロナで緊急事態宣言が出て、経済活動が大幅に制限されるという未曽有の事態だったので、家賃が一時的に支払えない人が増えるのはやむを得ないことだと思います。
政策的な対応もあって経済状況が改善し、立て替えた家賃を回収することで、2Qで本来の位置(点線で表している傾向線)に近付いてきましたが、未回収分が残っており、3Qで正常化するのかなと思います。

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まずは2Q決算のポイントをまとめてみましたが、今後他社との比較も含めて分析していきたいと思っています。
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posted by アイル at 01:23| Comment(0) | 銘柄分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする