2010年05月02日

中長期投資に適した銘柄〜その1 成長性

中長期投資に適した銘柄の選び方ですが、長い目で見れば株価はその会社の利益成長に沿った動きになります。しかし短期的には、株式市場全体の人気度やその会社の人気度に左右されて、割高になったり割安になったりしています

私が考える中長期投資というのは、3〜5年くらいを一つの目標期間としています。
会社が成長するためには一定の時間が必要です。通常会社は毎年予算(経営計画)を立案しますが、これは1年間の計画です。一般的に短期経営計画と呼ばれています。
加えて期間3年の中期経営計画も作ります。というより中期的な成長戦略をもとに、今年1年にやることを具体化したものが毎年の短期計画になります。
さらにもっと期間の長い5年や10年間の計画を作ることもあります。これらは長期計画と呼ばれています。

短期経営計画 1年間 毎年作成
中期経営計画 3年間 3年ごとに作成or毎年1年ずつずらして作成(ローリング方式)
長期経営計画 5〜10年間 適宜作成

株式投資は会社の成長に投資するものですので、投資期間も会社の経営計画に合わせるのが自然だろうと考えて、私の中長期投資の定義は3〜5年間の投資期間を想定しています。
3〜5年くらいの期間で、利益成長の見込めそうな会社に投資することになります。何を持って利益成長が見込めそうか?と判断するのは難しい問題ですが、一番分かりやすいのは会社が発表している中期計画を見ることです。会社によってはホームページなどを通じて公表しています。
過去の業績推移や今後の環境変化などを考え、中期計画の実現性がどの程度ありそうか考えます。会社側としてはより多くの人に株主になってもらいたいと考えているので、バラ色の中期計画を発表することもあります。実現の可能性についてはそのまま鵜呑みにせず、自分なりによく考えることが大切です。今後世の中がどのようになっていくだろうとイメージしながら、その会社の将来性・戦略が実現できそうか考えていきます。株価は将来の姿や業績を織り込んでいくので、株式投資は想像力の勝負だと思っていますひらめき
未来の姿をより正確にイメージできた人が、利益を得る可能性が高まります。イメージすると言うことは自分の頭で考えるということです。
ゲオ株価チャート
   クリックすると拡大表示されます グッド(上向き矢印)
上記のチャートは、中長期投資セミナーでもお話したゲオ(2681)の月足チャートです。
ピンク色の太い線が2001年度から2010年度予想までの利益の推移を表しています。
株価と利益額の目盛りは一致しているわけではないので、利益推移は参考数値とお考えください。実際には利益を先読みして株価は動くので、その時点での予想利益をプロットしたほうがより正確ですが、グラフ化するのは困難なので利益実績をプロットしています。

私がゲオに注目した2002年3月ごろは、今後高い利益成長が見込めるにも関わらず、株価は割安に放置されていました。利益水準より株価がかなり下に位置しています。PERは7倍程度でした。
その後成長性の高さが知られていくに連れて株価は上昇しましたが、2003年以降は小型株人気や株式分割を毎年行ったことなどから大きく上げて、割高な水準まで買い上げられました。
その後は人気がなくなると株価は下がって割安な水準まで売られ、人気が出ると割高な水準まで買われるという動きを繰り返しますが、5年間と言う期間で見ると徐々にピンク色の線近くに株価が収束してきていることが分かると思います。
このように利益が増えていけば株価も高くなることが期待できます。利益が2倍になれば株価も2倍になりますし、利益が3倍になれば株価も3倍になることが期待されます。
ですから投資先を選ぶ際には、今後の中長期的な利益成長が重要になるわけです。
posted by アイル at 13:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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