2012年02月21日

共同ピーアールまた社長交代!

創業者の大橋榮社長による会社資金6千万円の個人的流用発覚で、2011年12月27日に社長が交代した共同ピーアール(2436)ですが、2012年2月20日に今度は交代した代表取締役社長の山田明氏から辞任の申し出があり、また社長が交代したとのプレスリリースが発表されました。
併せてまたしても取締役2名の辞任が発表されています。
ある程度予想していたとはいえ、こうもコロコロと社長が代わるのは困ったものです。
せめてもの救いは不正発覚にも関わらず株価はほとんど下がっていないことです。資金流用の規模が小さいことや、たぶん会社に返済しているためと思われます。それ以上に知名度が低いので、不正があったことさえも知られていないのかもしれません。PR会社なのになぜか自社のPRは苦手なようです(^_^;)
共同ピーアール株価
12月末に株価が下がっているのは不正を嫌気したというより、配当15円の権利落ちの影響も大きいと思います。株価だけ見ていると何もない様に感じます(笑)
あるいは、共同ピーアールは危機管理広報/リスクマネジメントについても指導を行っているので、お手本となるような対応ができた結果大きな問題にはなっていないのかもしれません(^_^;)

共同PRは私の主力投資先の1社であり、株主総会にも3年連続で出席しています。
前回の社長交代の経緯などについては下記の記事にまとめています。
 共同PRも取締役の不正行為発覚!

不正が発覚する前の取締役構成は下記の通りです。
 大橋榮社長(昭和12年6月18日)創業者
 上村巍常務(昭和19年1月1日)第1,3,5,6業務局・第1,2開発局担当、海外戦略担当
 半田寛常務(昭和21年12月1日)管理局担当、営業副統括
 篠崎良一常務(昭和22年3月23日)危機管理事業部、スクール事業部担当
 山田明常務(昭和24年7月6日)第2業務局・第4業務局・TV事業局担当
 菅原豊(昭和39年11月23日)総合企画局長兼第2開発局長
 木村忠久(昭和39年4月25日)第1業務局長
 谷川健司(昭和38年10月5日)第2業務局長
 安口正浩 (昭和35年9月27日)第4業務局長

誕生日を見てもらえば分かる様に、昭和20年代の高齢取締役と昭和30年代後半の若手取締役に分かれています。若手の4人の取締役は2010年の株主総会で執行役員から取締役に選任されました。若手の取締役が出てきたことで安心した覚えがあります。それまでは高齢の取締役の方々によって経営されており、長い経験は認めるもののPR会社としては大丈夫なのかな?と疑問に感じていました。
共同ピーアールがシニアマーケティングに特化した会社であれば高齢者による会社運営に納得できますが、消費意欲が旺盛な若い女性層にもPRしたいとクライアントが考えているとしたら、あまりにも高齢の経営者ばかりというのは問題なのではないかと感じていました。ホームページを見てもあまりPR会社らしくないですし(^_^;)

ところが2年も経たないうちに創業社長の資金流用が発覚し、社長が辞任するとともに、取引先などを巻き込んだ不正流用に手を貸したと内部調査委員会から指摘された菅原豊取締役と木村忠久取締役も辞任しています。そして山田明常務が代表取締役社長となりました。
 辞任 大橋榮社長(昭和12年6月18日)創業者
 上村巍常務(昭和19年1月1日)第1,3,5,6業務局・第1,2開発局担当、海外戦略担当
 半田寛常務(昭和21年12月1日)管理局担当、営業副統括
 篠崎良一常務(昭和22年3月23日)危機管理事業部、スクール事業部担当
 山田明常務(昭和24年7月6日)第2業務局・第4業務局・TV事業局担当 → 代表取締役社長
 辞任 菅原豊(昭和39年11月23日)総合企画局長兼第2開発局長
 辞任 木村忠久(昭和39年4月25日)第1業務局長
 谷川健司(昭和38年10月5日)第2業務局長
 安口正浩 (昭和35年9月27日)第4業務局長

高齢の常務取締役の方々はそのまま残り、若手の2人が巻き添えを食らったという感じです。

上記の記事でも指摘していたように、大橋榮社長と山田明常務は仲の良いコンビに見えたので、次期社長は既定路線なんだろうと思っていました。それが不正発覚で若干早まったという印象です。
一方でそういった人に厳しい不正追及ができるのか?というと疑問も感じます。なので株主総会までのピンチヒッターなのかと考えていましたが、株主総会まで持たずに辞任してしまいました。
健康上の理由とのことですが、株主総会で見た感じでは大橋榮社長も体調が悪そうだったので、健康上の理由で社長交代が続くのは心配ですね。
他にも2012年2月13日に谷川健司取締役より辞任の申し出があり、2012年2月20日には半田寛常務取締役から辞任の申し出があり受理したそうです。どちらも一身上の都合によるものだそうです。
こんな時期に一身上の都合で辞任するとは、第三者委員会の調査で不正への関与が疑われたためなのか、あるいはこんな会社の取締役などやってられない!という感じなのかが気になりますね(^_^;)
一体誰が残っているんだ!という感じですが、次に社長になったのが上村巍(たかし)常務です。そして篠崎良一常務が副社長に昇格しています。
最新の取締役構成をまとめてみると下記の通りだと思います。あまり自信がなかったりして(笑)
 上村巍(昭和19年1月1日)代表取締役社長
 篠崎良一常務(昭和22年3月23日)取締役副社長
 安口正浩 (昭和35年9月27日)取締役

不正発覚前は9人いた取締役が、会社法上の最低限である3人になってしまいました!
3月下旬の株主総会が終わるまでは、もう誰も辞任できませんね(笑)
一応辞任した2人の取締役にも役職が付いています。
 山田明相談役(前代表取締役社長)
 半田寛非常勤顧問(前常務取締役)

現在3月下旬開催の株主総会に向けて社外取締役候補の選任を行っているそうですが、どんな取締役構成になるのか気になりますね。

創業者の持株の一部を譲り受けて、大橋榮氏に続く第2位株主になっている南部隆宏氏が有力候補と思われます。南部隆宏氏は事業戦略、マーケティング支援、販売戦略、ブランド戦略立案などを行っている株式会社ジオブレインの代表取締役であり、今後はジオブレインと提携しながら事業展開を図っていくものと思われます。
南部隆宏氏は関東の情熱社長の一人として紹介されています。
 不況をぶっ飛ばす!!〜アイ・パッションが選ぶ情熱的な社長のメッセージ集〜

共同ピーアールに対してどんな事業戦略を打ち出してくるんでしょうね!
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共同PR株価チャート
共同ピーアールの株価はもう下げようのない所まで下がっているので動かないのかも(^_^;)
posted by アイル at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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