2012年10月02日

オウケイウェイヴの株主総会感想

先日参加したオウケイウェイヴの株主総会について、感じたことをまとめてみます。
オウケイウェイヴは名証セントレックス市場に2006年6月に上場したQ&Aサイト『OKWave』の運営会社です。株主総会の様子は下記の株主総会レポートをご覧ください。
 → 2012年オウケイウェイヴOKWave株主総会レポート

地元の名証セントレックス上場ということや、会社説明会などのIR活動にも積極的だったので、何度か兼元謙任社長の説明を聞いたことがあります。熱く語る社長だな〜と好印象を感じたことを覚えています。
ただ基本的に上場間もない会社へは投資しない方針ということもあり、投資は見送っていました。大抵の新規上場株は上場直後の人気が離散すると株価が低迷することが多いですし、上場後2年ほどは様子をみないと社長が語っていることが本当なのか判断できないからです。
その後株価は低迷したわけですが、業績が期待したほどには伸びてこなかったので打診買いに留まっています。3年半ほど底ばいを続けていたので売りはほとんど枯れており、株価上昇のマグマは貯まっていたと考えれば、最近の株価上昇も(ちょっと急ではありますが)当然なのかもしれません。

myFaveの完成度が低いというのもその通りだと思いますが、myFaveは新規事業でありサイトも立ち上げたばかりです。株主総会後の休憩時間にmyFave事業担当の方に色々とお聞きしましたが、まだまだこれから改善を進めていきますし、買い物という行為はソーシャル機能と相乗効果が高いので、面白い事業だと感じました。
myFaveにはAmazonや楽天、千趣会、セシールなどの大手EC企業が商品情報を提供していますが、今後も参加企業を増やしていきます。
兼元謙任社長も、企業向けのサービスと消費者向けのサービスをバランスよく伸ばしていきたいと語っていたので、もう少し長い目で見守る必要があると思います。

オウケイウェイヴの株主総会に参加して一番良かったのは、株主総会前に出席株主と一人一人握手し、「株主総会に出席いただきありがとうございます」と挨拶して回る兼元謙任社長の姿を見て、オウケイウェイヴは株主を大事にしてくれる会社なんだなと実感できたことです。
小さな会社中心に100社以上の株主総会に参加していますが、こんな会社は初めてです。
株主総会自体も出席しやすい土曜日の午後に開催していますが、まだ出席者数が少なく質問も少なかったのが残念ですが、これは株主側の問題なので会社としてはできることは取り組んでいると評価しています。
社長の苦労話を批判的に捉えている人もいるようですが、苦労を乗り越えてきた人は逆境にも強いですし、人並み外れた苦労を乗り越え成功した話には、一般的に共感も集まります。すべて戦略的に行っていることですし、私も何の苦労もなく2代目3代目が社長になっている会社より、苦労しながらそれを乗り越え成功を収めつつある経営者が経営している会社に投資したいと思います。事業を続けていけば良い時も悪い時もあるわけで、打たれ弱い社長では困ります

株主総会で一番印象に残ったのは、Q&Aサイトがソーシャルという切り口で世界的に注目が高まっているということです。
9月27日に開催されたOKWave主催のカンファレンスSocial Smart Communicationでも、冒頭の挨拶で「オウケイウェイヴ代表取締役社長 兼元謙任より、米国の最前線のソーシャル企業を訪問した所感を交えながら開会のご挨拶をさせていただきます」と書いてあり、兼元社長からすると13年間続けてきたQ&Aサイトにやっと時代が追い付いてきたという感じだと思います。
種まきの時期が長く続きましたが、やっと収穫期に入ってきたのだと思います。13年前からQ&Aサイトの可能性を信じて事業展開をしてきたのは凄いことだと思いますし、社長が強調していたように13年間のノウハウやQ&Aデータの蓄積は大きなアドバンテージ になると思います。
アメリカではフェイスブックのCTO最高技術責任者アダム・ディアンジェロが設立した会社クオーラQuoraが2010年1月にSNSの要素を加えたQ&Aサービスを開始し、2010年秋頃から急速に会員数を伸ばしています。
   クオーラ Quora ホームページ
フェイスブックの最高技術責任者が上場間近のフェイスブックを飛び出し、クオーラを創業したわけですから、アダム・ディアンジェロ氏のQ&Aサイトに対する期待の高さが伺えますし、競合の少ないいま始めなければ間に合わない!という判断もあったのだと思います。
普通ならフェイスブックの上場後に持株を売却して一財産築いてから新事業を始めるか!というケースが多いわけですが、いま始めればFB以上の価値ある会社を作れると判断したのでFBを飛び出したのではないかと思います。
そんなQ&Aサイトの可能性を13年以上も前に気付き、ノウハウを積み上げてきたOKWaveはもっと評価されても良いと思うんですが、なぜかまだ名証セントレックスに留まり、評価も低いように感じます。
クオーラはベンチャーキャピタルからの注目度も高く多額の資金を集めているそうなので、OKWaveもナスダックに上場すればもっと企業価値を高く評価してもらえそうです。
ミハイル・ジョウダン氏が買い始めたことで時価総額も90億円を超え、すでに名証セントレックスという小さな目立たない池ではオウケイウェイヴには小さすぎると思います。
ぜひ東証よりも米ナスダックを目指してほしいですね!
オウケイウェイヴが米ナスダックで注目されるような会社になれば、日本の名証という市場にはもの凄い会社が隠れている!と噂になり、名証バブルが来るかも(笑)

名証セントレックスには2006年6月にティア(2485)という名古屋の葬儀会社も上場しています。
事業内容はまったく異なりますが、社長が事業について熱く語るところや感謝・ありがとうという言葉を大事にしている所など、上場時期以外にも似ている所が多くある会社です。
オウケイウェイヴ
この2社の株価推移を見てみると、どちらもIPO特有の株価推移が続きましたが、一足先にティアの方が株価が上昇を始めています。これは景気などの外部環境に左右されにくいという部分や、不人気業種であまりにも割安に株価が放置されていたという部分もありますが、名証セントレックスからスタートした会社として今後も競い合いながら株価が上がっていくといいですね!
 ティアについてはこちらもご覧ください → ティア情報ページ
名証セントレックス出身会社では一六堂(3366)という会社もあり、こちらも買参権を持っているという面白いビジネスモデルの高級居酒屋です。今日2Q決算発表なのでどんな内容になるのか楽しみです。
名証セントレックス市場はマイナーですが、探してみるとけっこう面白い会社があるんですよね(^_^)v
ぜひこれらの名証セントレックス出身会社にも頑張って欲しいですね!
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posted by アイル at 11:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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