2015年10月23日

ビジョナリーカンパニー2飛躍の法則

ビジョナリー・カンパニー2 飛躍の法則 ジム・コリンズ著を読み終えました。
本文だけでも343ページあって、読み応えがあるというかかなりの大作です。前著のビジョナリー・カンパニーも同じくらいのボリュームで10年くらい前に読みましたが、最後まで読破するのにかなり苦労した覚えがあります。
それに対して今回の「飛躍の法則」は内容が面白くて、最後まで苦もなく読み切ることができました。
    
これは私がこの10年で変化したという要因も多分に影響していると思うので、再度読み返してみたら印象がまったく異なるのかもしれません。
1作目のビジョナリー・カンパニー時代を超える生存の原則は、偉大な企業の特徴について書かれた本ですが、2作目のビジョナリー・カンパニー2飛躍の法則は、普通の会社がいかに偉大な会社に変わっていったか?を、偉大な会社になり切れなかった比較対象企業と比べながら分析した本です。

偉大な会社に今から投資しても遅いわけで、将来偉大な会社に成長する会社をまだ普通の会社のうちに投資できたら、大きな成果が期待できます。
そんな考えから、偉大な会社に成長するためには何が必要なんだろう?、自分が投資している会社は偉大な会社に成長する要素をどのくらい持っているのだろう?と考えながら読み始めました。
しかし読み進めるうちに、これは会社だけでなくて投資や人生、生き方にも通じる内容だと感じるようになり、読むほどに興味が湧いてくる本でした。

経営者には謙虚さとなすべきことをやり続ける不屈の精神が必要で、目立たない人が多いというのも意外でした。
マスコミに大々的に取り上げられたり、大きなM&Aを決めたりするなど、世間の注目を集める経営者が素晴らしい経営者だと誤解されがちですが、偉大な会社になるには当たり前のことを黙々とやり続けることが大事なんですね。
偉大な会社は最初に人を選ぶというのも驚きました。
普通は会社の方針を決めて、その方向に進むように社員のモチベーションを上げるという流れだと思うんですが、最初からモチベーションの高い社員を厳選すれば、特に何もしなくても同じ方向を目指して進んでいきます。やりたいことをやっているわけですから、苦労を感じることなく進み続けられます。
愛情と尊敬で結ばれた人たち、同じバスに乗っているのが楽しい人たちであれば、バスの行き先がどこであろうとまず間違いなく素晴らしい人生になる、というのはまさにその通りだと思います。
この本を読みながら、本当にいま現在の環境は恵まれているな〜と実感しました。
尊敬できる素晴らしい投資仲間に恵まれていて、毎日が楽しいです!

偉大な会社に成長するには、自社が世界一になれる部分、情熱を持って取り組めるもの、経済的な原動力になるもの、この3点をすべて満たすものに集中して取り組むことが、偉大な実績につながると分析されていますが、これは幸せな人生を送るために必要なこととかなり重なっていると思います。
自分が世界一になれること(多くの人の役に立てること)、情熱を持って取り組めるもの、経済的な原動力になるもの、この3点をすべて満たすものに集中して取り組めば、幸せな人生を送れると思います。
自分が世界一になれること(他の人よりも詳しいこと)、情熱を持って取り組めるもの、経済的な原動力になるもの、この3点をすべて満たすものに集中して取り組めば、投資でも大成功を納めそうです!

劇的な転換はゆっくり進むのに、ダメな会社は少しやって効果が表れないとすぐに方針を転換して逆のことを始めるという指摘も、なかなか自分の投資スタイルや考え方を確立できない人や、どのように生きればいいんだろう?と迷っている人には耳の痛い話だと思います。
投資家の中にも、あれこれ色々な投資法に手を出したり、多くの人にアドバイスをもらっているのに結果が出ない人がたくさんいますからねぇ^_^;

厳しい現実を直視して、単純明快な戦略を立て、最後には必ず勝つ!と信じて弾み車を回し続けることは大事です。まさに長期投資と同じだな〜と思います。
新技術に振り回されない、成長を促進するために利用するという指摘もその通りです。
本当に良い本だと思うので、また数年後に読み返してみたいなと感じました。

この本を読もうと思ったのは、v-com2さんがブログでお薦めしていたからなので、v-com2さんにも本当に感謝です。
 v-com2さんのブログ 21世紀投資
これからも良い本や尊敬できる人との出会いを大切にしていきたいと思っています。
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posted by アイル at 13:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 投資関連書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も1作目より2作目の方が断然好きだったので懐かしく思い出しました。久々に読んでみようかな。

まだ経験の浅い頃に読むと難しい話も多いですが、様々な経験を積んで色んな企業を見てきたことを思い出すと、この本の言ってることは正しかったんだなと実感することが多いです。

人生にあてはめるならビジョナリーピープルという本もありましたので、これも読み返してみようかな・・・あまり記憶に残っていないけど今読んだらまた違う印象になるかもしれない。ビジョナリー・インベスターという本はないですけど、自分自身でそういう方向を目指すしかないですね。
Posted by v-com2 at 2015年10月26日 07:38
v-com2さん、コメントありがとうございます!
同じ本でも何年か経って読み返してみると、かなり印象が変わったり、興味を感じる部分が変わったりして面白いですよね。
読書感想をブログに残しておくと、次に読んだ時に比較することもできるので便利です。
ぜひビジョナリー・インベスター目指してくださいね♪
Posted by アイル at 2015年10月26日 18:53
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