2015年11月05日

儲かる会社、つぶれる会社の法則

カリスマファンドマネジャー藤野英人さんの本を読みました。
5700人の社長と会ったカリスマファンドマネジャーが明かす 儲かる会社、つぶれる会社の法則
      
寝る前に少し読もう!と夜中の1時過ぎから読み始めましたが、気付いたら一気に最後まで読んでしまい、気付いたら3時半を回っていました^_^;
読み進めるごとにあの会社はぴったり当てはまるな〜とか、この法則はちょっと違うんじゃないかな〜など、今まで投資したり投資を検討した会社が浮かんできて面白かったです。30分ほど読んで寝るつもりだったのに最後まで読んでしまい、さらに頭が冴えて眠れないという予想外の展開になってしまいました(笑)
2時間ほどで読み切れたように面白くて読みやすい本ですし、投資の役に立つ内容が満載なので、初心者からベテラン投資家まで幅広い層にお薦めの本です。
この本はスリッパの法則の進化版・最新版という位置付けですが、スリッパの法則は私も持っていて折に触れて読み返しています。
藤野さんはスリッパの法則の頃は、伝説のファンドマネージャーと呼ばれていたみたいですが、2013年にはカリスマファンドマネジャーに変わったんですね!

長期では企業業績と株価の動きがほぼ一致するというのはその通りで、だからこそ私は割安成長株に中長期スタンスで投資しています。
1年くらいの値動きは材料や人気度合いなどに左右され、3〜5年くらいで考えると業績と株価は比例するとざっくり考えていましたが、過去のデータを分析すると、半年から1年程度で業績が株価に与える影響が増し、3年ほどのスパンで考えると利益と株価の動きはほぼ一致するそうです。だいたい私の感覚とも合っていました。
この本では営業利益推移と比較していますが、特別損益で純利益がぶれる会社も多いので迷うところです。特別損益があまり発生しない安定した会社を選べば問題ないんですが(笑)

本を読んで感じたことを、気になった法則と絡めながら、シリーズ化して書いてみたいと思います。

法則4 夢を熱く語れる社長の会社は、投資に値する
この法則は、法則3 社長の知名度と株価はある程度連動している法則9 急成長企業のカリスマ社長の強気発言はそのまま鵜呑みにしない、とも関連付けて考える必要があります。
私も含めて個人投資家でさえ掘り出し物の会社が見つかった時には、その会社の将来性について考えたり、投資仲間と語り合うとワクワクしてきて、経営者でもないのにその会社の将来性について熱く語ってしまうわけですから、経営者が自社について熱く語れないのは困ります(笑)
社長が会社説明会やインタビューなどで夢を熱く語り、それがブログやメディアなどを通じて多くの人に知られることで、会社を応援する人が増えたり、その夢や想いに共感して入社してくる人が増えて、会社の成長が加速していくと思います。
葬儀会社のティアなどはまさにこのタイプの会社です。名古屋の小さな葬儀会社からスタートし、2006年の名証セントレックス市場上場後もなかなか知名度が上がりませんでしたが、冨安社長の熱意が地道な講演活動やメディア、著書などを通じて徐々に広まり、業績も安定成長を続けて、今では東証1部上場企業となりました。東証1部上場も通過点であり、全国展開を目指して着実に関東圏での展開を進めています。

逆のパターンで痛い目にあったのが、同じく名証セントレックス市場上場で今では上場廃止になってしまったNowLoading(上場廃止時の社名は太陽商会)です。
2005年6月に上場し、7月に開催された名証IRエキスポに参加していて、中川哲也社長は将来展望などを熱く語っていました。セールスプロデュース事業を展開する会社なので、会場内でも他社のブースにトップセールスをするなど精力的に動き回っていました。
ベンチャーチャンネルというHPにインタビュー音声が残っているようです。
 株式会社NowLoading 中川哲也社長 インタビュー音声

名証IRエキスポで初めて知り、これは面白い会社だ!と思いすぐに投資しましたが、数年で投資額は1/10以下になってしまいました。語っていたことはほとんど実現できず、業績も悪化の一途を辿り、ついには粉飾決算に手を染めて上場廃止です。なので法則9と合わせて、有言実行なのかある程度時間をかけて慎重に判断する必要があります
ティアは1年後の2006年6月に名証セントレックス市場上場なんですが、同じく名証IRエキスポに参加していたので、冨安社長の講演も聞きましたが、今回は騙されないぞ〜!同じ失敗はしないぞ!と1年間は投資を見送り、きちんと実績もあげられたのか慎重に調査したのは有名な話です(笑)
NowLoadingの経験から私は新たな法則を生み出しました。それは、
リクルートやベンチャー・リンク出身の社長の話は、半値八掛け五割引で聞け です(笑)
こういった会社の出身社長はたくさんいますが、その多くはとても有能で、美しい夢のあるプレゼン資料を作り、情熱を持って聴衆に語りかけます。すぐにでも投資しなければ!と感じますが、その夢や計画がどの程度実現できるかは、誰にも(たぶん社長自身にも^_^;)分かりません。
私は中小型の割安成長株に投資することが多いので、それ以降は社長の経歴もきちんと確認するようになりました。

リクルート出身の社長がすべて悪いわけではないですが、プレゼンが上手い社長ほど慎重に判断する必要があります。話を聞くだけですでにバイアスがかかってしまっている可能性が高いので、良い点にしか目が行っていないかもしれないので、時間を置いて冷静に判断することが大事です。
儲かる会社、つぶれる会社の法則からは多くの触発を受けたので、シリーズ化して私が感じたことを書いてみたいと思っています。続編もお楽しみに!
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posted by アイル at 13:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資関連書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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