2017年05月15日

GL2017年1Q決算概要

グループリースの2017年度1Q決算の概要が発表されました!
日本の引け後には親会社であるウェッジホールディングスの決算発表があるので、GLの前場が開く前に決算の概要を発表しています。
計算書類のみの開示なので、国別の内訳など詳細はまだ分かりません。
まずは損益計算書をグラフ化してみました。クリックすると拡大します。
GL2017Q1
四半期毎の推移を見ると、業績が減速しているのが顕著ですね。
1Qは売上の伸びが低い時期ではありますが、インドネシアやミャンマーにも進出していますし、小さいながらもマイクロファイナンスの売上も新たに計上されていることを考えると、前四半期と比べて売上横ばいというのは少し物足りない印象です。
今期も純利益倍増以上を目標にしているわけですから、利益面ではさらに物足りなさを感じてしまいます。
営業利益ベースでは、過去2年間のトレンドに沿った8.5億バーツ程度を想定していました。
GL2017Q1
上記の販管費推移の通り毎年4Qの販管費は振れやすいですし、特に2016年は特殊要因で販管費が少なかったので、その分営業利益が高くなっていますが、特殊要因のない2016年3Qの営業利益と比べても伸びの物足りなさを感じます。
純利益はスリランカCCFの純利益の30%弱を持ち分法利益で取り込んでいるので、前年同期と比べた伸び率は高くなっています。
販管費率の推移は下記の通りです。
GL2017Q1
販管費率はトレンド的には32%程度で横ばいで推移しています。
一方で不良債権関連コストは金額的には横ばい、売上比率では低下傾向が続いており、不良債権処理コストが減少しているのは良い傾向ですね。

四半期毎の業績で右往左往する必要はないと思いますが、想定していたより業績が減速しているのは少し心配です。1Qはミャンマーの事業が本格的に始まった時期なので一時的な費用が増えたり、カンボジアやラオスから人財をミャンマーなどの応援に送り込んでいる影響もあるのかもしれません。
キプロス経由のSME融資が一部繰上返済となったことから、2QからはSME融資の売上が減速してくる可能性があります。一方でインドネシアやミャンマーのデジタルファイナンス売上は伸びてくると思うので、売上の傾きがどうなるのか注目です。
年度目標の達成に向けて2Q以降の挽回に期待したいですね!
と言っても、東芝みたいにチャレンジしてほしいわけではないですが^_^;
デジタルファイナンスの需要は膨大にあると思うので、不良債権比率には注意しつつ、着実に需要を掘り起こしていってほしいと思います。
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posted by アイル at 15:49| Comment(1) | TrackBack(0) | 銘柄分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
hire purchase、動産担保、SME融資以外のデジタルファイナンス関連の手数料等が減少したからです。このデジタルファイナンス関連の手数料等は四半期ごとに変動幅が大きい部分です。
利息収入については堅調に推移しています。
Posted by ミスター at 2017年05月15日 22:30
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