2020年11月19日

家賃保証会社2020Q2決算概要

家賃保証会社各社の第2四半期決算が出揃いました!(Casaは来月3Q決算を発表)
コロナ下でも各社とも順調に成長を続けているようです。
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1Qに続いてコロナの影響も残る2Q決算の特徴としては下記の2点が挙げられます。
今まで安定成長してきた会社は、コロナ下でも安定成長を継続
今まで業績が低迷していた会社は、審査を厳しくして新規の立替金発生を減らしたり、住宅確保給付金などのコロナ下での政策支援も活用して、溜まっていた立替家賃の回収に力を入れたことで利益率が大幅改善
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株価の反応としては、利益水準より利益の改善幅が大きくて、株価のボラティリティも大きい会社の方が個人投資家に好まれて上昇しています。コロナ下でも安定成長している会社は、あまり変化が無くて興味を持ってもらえないのか、あまり人気は無い様です^_^;
機関投資家にはボラが少なくて安定成長している会社は好まれそうですが、各社の時価総額はまだ40億円から200億円程度なので、投資対象にはなりにくい印象です。
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売上成長で重要な指標である各社の保有契約件数ですが、ジェイリースは2Qと4Qしか件数を公表していないので、折れ線グラフが作れなくて傾向線を引いています。今期の2Q決算説明資料では開示内容が変更となり、保有契約件数も非開示になってしまいました。上記の傾向線通りに伸びているのかは不明です。
継続した分析のためにも、開示内容の変更は最小限にしてほしいものです。
ジェイリース以外の3社は、コロナ下でも直近の傾向通りの積み上げとなっています。

安全性や利益面で重要な指標である各社の求償債権推移(家賃の引き落としが出来なくて立替えている家賃額)を見ると、コロナ下で横ばいや低下に転じています。
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通常の経済状態でも毎月10%程度は家賃立替が発生しているので、普通は契約件数に比例して求償債権も増加していきます。
イントラストはコロナ下でも通常通りの求償債権推移となっています。
Casaはコロナの影響で一時的に家賃の立替が増加しましたが、回収を進めているので横ばい傾向になっています。
ジェイリースは監査法人から貸倒引当金が少ないと指摘を受けて計上方法を見直し、2期連続で過年度決算修正を行っているので、まずは大幅に増加した立替家賃の回収に力を入れており、直近の4四半期は横ばい傾向です。

各社の貸倒引当金割合は下記の通りです。
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ジェイリースは1年以上滞納している求償債権の割合が高いことを考えると、まだまだ引当金割合が低いと思います。
一方で63%も引き当てているCasaは、ちょっとやり過ぎだと思います(笑)
引当金割合を下げても問題ないと思いますし、その分利益も増加するので投資家からの評価も変わるのではないか思います。3Qでも求償債権の改善が進むなら、引当についても少し見直してほしいものです。
イントラストは他社よりも審査が厳しくて、大手不動産会社が顧客の大半を占めているので貸し倒れの発生が少なく、引当金割合も低くなっています。

ざっと概要を見てきましたが、何回かに分けてもう少し詳しく分析してみようと思っています。
来月にはCasaの3Q決算が発表されるので、今月中にはまとめたいと思っています^_^;
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posted by アイル at 21:01| Comment(0) | 銘柄分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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