最近のマイルの動向はチェックしていませんでしたが、ペッパーにも手を出すとなると再度チェックしないと!
マイルストーン・キャピタル・マネジメントはノーリスクでハイリターンを実現している素晴らしい投資会社なので、ぜひ株式市場に上場してほしいものです。こんな会社の株主になりたいですよね〜
マイルストーンの株主構成は、代表取締役の浦谷元彦社長の100%保有となっているので、こんな美味しいビジネスを上場させたりはしないですよねぇ^_^;
マイルストーンについては下記の記事でも取り上げていますのであわせてご覧ください。
マイルストーンが手掛けた銘柄のその後〜その1
マイルストーン・キャピタル・マネジメント2
マイルストーン・キャピタル・マネジメント3
マイルストーン・キャピタル・マネジメント4
今回の記事では共通点があると感じるアーバネットコーポレーション(3242)の新株予約権と、ペッパーフードサービス(3053)の新株予約権を比較しながら分析してみたいと思います。
過去の記事を読んでもらえば分かると思いますが、マイルストーン・キャピタル・マネジメントへの新株予約権割当が発表され、行使期間に入ると一時的に株価が上昇することが多いです。新株予約権を発行した会社としては、株価が上昇して行使価格を上回らないと資金調達ができないので、好材料を発表するなど株価対策を打つことが多いです。会社側とマイルストーンの思惑は完全に一致しているわけです。
一般的な流れとしては、こんな感じで進んでいくものと思われます。
(1)新株予約権割当の発表を嫌気して、一時的に株価は下落
(2)ヤフー掲示板では、これは前向きな増資だ!という書き込みが激増し、個人投資家を惑わせる(笑)
前向きな増資だ!と言いながら、なぜか新たなIDで書き込む人が多くて、以前からその銘柄の掲示板に登場していた人ではないのが不思議ですね。以前から株主で定期的に書き込みしていた人が、「これは前向きな増資だ!」と書き込むならまだ理解できますが、捨てハンが雨後の竹の子のように現れて買い煽るというのは違和感を感じます。
どうやら熱狂的なマイルストーンファンが多数いるようですが、そんなにマイルストーンのファンなら同じIDでマイルストーン銘柄に書き込めばいいのに、なぜか毎回新しいファン(ID)が多数誕生するようです。以前のマイル銘柄のファンの方々はどこに行ってしまったんでしょうか?(笑)
(3)掲示板での熱心な買い煽りにもかかわらず株価や出来高が盛り上がらない場合、会社側から増配や業務提携などの前向きな発表が行われる。
(4)こうした熱心なIR活動により(笑)株価が上がってくると出来高も急増し、マイルストーンの新株予約権行使が進み、会社側は無事増資資金をゲット!マイルストーンも濡れ手に粟で利益ゲット!
(5)マイルストーンの新株予約権行使が完了すると、熱心なファンの方々は掲示板から居なくなり、出来高・株価とも下落基調に...祭りは短いので梯子を外されないようにご注意ください。
(6)熱心なIR活動を行っても株価が権利行使価格を上回らない場合、新株予約権を発行価格で会社側に買い取ってもらい、マイルストーンはノーリスクで手を引く。
ノーリターンでは申し訳ない!ということで、会社側から身を削ったプレゼントが届くことも!^_^;
ペッパーフードサービスは株主優待もある外食企業なので、株価対策は簡単です。優待を拡充するなどと発表すれば、簡単に出来高を伴って株価を上げることができるので、よほど外部環境が悪化したりしない限り、今回の新株予約権は短期間で行使されそうです。以前手掛けていたような、赤字で誰も相手にしてくれないような会社に比べたら、マイルストーンとしても簡単に儲けやすそうですね!
マイルストーンは相場環境が悪い時に活躍するファンドだと思っていましたが、相場環境が良くなっても活躍しているなんて、浦谷元彦社長は本当に素晴らしい経営者ですね。一体どんな人なんでしょうか?
ペッパーフードサービスの場合も「マイルストーン社とは、平成22年の当社の決算説明会に出席されて以来、年に2回程度の資金調達に関する協議・交渉を行っておりました」と書いてあるので、決算説明会の場でトップセールスを行っているようです。他社でもそういったケースが多いですが、たぶん日本アナリスト協会主催の決算説明会に参加していると思われ、セールス目的での参加っていいのかな〜という感じもします。まあ日本アナリスト協会の問題ですが。
今回はアーバネットコーポレーションとペッパーフードサービスのケースを比較してみますが、これら2社には下記のような共通点があると思います。
(1)業績・株価とも好調で、マイルストーンに頼らなくても公募増資や銀行借り入れも可能と思われること
(2)社長が設計士や料理人出身で、自社の事業内容には詳しいが、資金調達や資本政策には疎くて、既存株主が望んでいることが理解できないと思われること
ではまずはアーバネットコーポレーションの実例を見てみます。株価は200分割後で統一しています。
(19)アーバネットコーポレーション(3242) 2013年2月7日発表 当日終値273円
新株予約権99個、1個当たり100株 発行価額33,900円、総額336万円、発行費用 580万円
うち弁護士・新株予約権評価費用は450万円、評価したのは株式会社プルータス・コンサルティング
行使価額 254円、固定8%ディスカウントで設定(調達予想額 5.1億円)行使指示・買取も可能
服部信治社長と1,500株の株式貸借契約
行使期間 2013年2月25日〜2015年2月24日 2013年5月8日にすべて行使完了
資金使途目的 土地仕入資金の確保
金融機関からの借入れは困難、現状の業績では公募増資の引受先が見つからない、第三者割当増資も主要取引先でも引受手が見つからないので、マイルストーンに新株予約権を割当てるしかない!
アーバネットコーポレーションは東京の都心部に、投資用のワンルームマンションを開発し、販売会社に1棟売りしている会社です。
新株予約権発行のプレスリリースを読むと、アーバネットは資金調達で誰も相手にしてもらえないボロ会社です!と宣言している感じです。リーマンショックの際や東日本大震災のあった2011年頃なら資金調達も厳しいだろうな〜とは思いますが、2013年2月という時期はアベノミクス相場で株価も大幅に上昇し、特に不動産株であるアーバネットの株価も大幅に上昇していました。

上記業績グラフの通り業績も順調に伸びていた時期で、2013年6月期の業績は大幅増益が見込まれていて、株主総会や会社説明会では翌年以降の開発物件も手当て済みで増収増益が続くと会社側も強気の見通しを出していました。なのに、なぜか資金調達となると銀行も相手にしてくれないし、新株を発行しようにも誰も引き受けてくれない^_^;とは違和感を感じすぎなんですが(笑)
アーバネットは割安な成長株だ!と判断して投資していた私の立場は...という感じです(笑)
アーバネットは2013年6月26日に1株を200分割しているので、当時の新株予約権9,900株は分割後では198万株に相当します。
新株予約権発行前後の株価推移は下記の通りです。
ピンクの線がマイルストーンの行使価格を表しています。

2013年2月7日のマイルストーンへの新株予約権割当発表後は、株式の希薄化や不可解な増資スキームなどを嫌気して株価は大きく下落し、8%ディスカウントして設定した行使価格を割り込んでしまいました。
しかしマイルストーンの権利行使が可能になる2月25日頃からなぜか株価は上昇し(笑)行使価格を超えてきました! 掲示板での熱心なIR活動(笑)が実を結んだものと思われます!
マイルストーンの権利行使状況は下記の通りです。
2013年2月 行使ゼロ
2013年3月 44万株行使 行使率22%(200分割後の株数で記載 以下同じ)
2013年4月 110万株行使 行使率78%
2013年5月8日までに残り44万株すべて行使 行使率100%
株価が大幅に上昇し、出来高も激増している4月初め頃に集中的に売却したものと思われます。
権利行使完了は2013年5月8日(水)ですが、この適時開示を受けて当時の掲示板では、これでマイルの売り圧力がなくなって株価は青天井だーーー!みたいな書き込みがたくさんあった覚えがあります。
実際翌日の5月9日は高値引けをしていて、17%近く株価が上昇しました。
翌5月10日(金)も560円の高値を付けましたが、すぐに反落して結局9%安で終わっています。その日の高値からは15%安という荒い値動きで、その後は暴落という感じです。
会社側は2013年5月23日の暴落に巻き込まれただけで、マイルストーンの影響ではない!と言い張っていますが(笑)、5月22日の終値ですでに高値からは33%も暴落しているので、外部環境のせいだけにするのは無理があると思います。
私は今でももっと真っ当な増資をする必要があったと思います。
あるいは長期借入で調達できるように、金融機関を探す地道な努力が必要だったと思います。
マイルストーンが手がける銘柄は大体同じような文面のプレスリリースで、マイルストーン以外には誰もお金を出してくれません(泣)みたいな感じになっています。
マイルストーンが、新株予約権発行リリースのひな形も用意しているのかな?と思うくらいです(笑)
(29)ペッパーフードサービス(3053) 2014年8月13日発表 当日終値3,550円
新株予約権314個、1個当たり1,000株 発行価額29,900円、総額939万円、発行費用 579万円
そのうち新株予約権評価費用は350万円、評価したのは株式会社プルータス・コンサルティング
行使価額 3,186円、固定10%ディスカウントで設定(調達予想額 10.1億円)行使指示・買取も可能
一瀬邦夫社長と10万株の株式貸借契約
行使期間 2014年8月29日〜2016年8月28日
資金使途目的 いきなり!ステーキなどの新規出店資金の確保
金融機関からの借入れは与信枠や借入コストの問題があり困難
(これ以上貸してもらえない!さらに借りるためには高い金利条件を受け入れるしかない)
公募増資はコストがかかり過ぎる、第三者割当増資も主要取引先では必要な額を引き受けてもらえないので、マイルストーン・キャピタル・マネジメントに新株予約権を割当てるしかない!
マイルストーン社を今回の割当予定先として選定した理由
資金調達が適時に行われること、必要な資金が確保できる可能性が高いことを前提として、複数の割当予定先となり得る事業会社、投資会社等との協議・交渉を進めてまいりました。なお、マイルストーン社とは、平成22年の当社の決算説明会に出席されて以来、年に2回程度の資金調達に関する協議・交渉を行っておりました。
現状の株価推移は下記の通りです。

新株予約権の発行を嫌気して、発表後株価は低迷していますが、10%もディスカウントして行使価格が決められているので、行使価格は上回っています。掲示板でも熱く盛り上がっているので、行使可能日の8月29日までにどのくらい株価が上がってくるのか楽しみですね。
ニクの日から行使開始とは、ニクい演出ですね〜(笑)
さらにマイルストーン・キャピタル・マネジメントが増資を引受けた29社目だった新事実も判明!
この番号を狙ってたのかな?(笑)
ペッパーフードの今後の株価・出来高推移とともに、会社側がどんな株価対策を行うのかにも注目です!
マイルストーン・キャピタル・マネジメントの増資引受履歴
(1)新日本建物(8893)2009年6月24日発表
新日本建物からインターアクションまでの増資スキームまとめ記事
(2)ヤマノホールディングス(7571)2009年9月25日発表
(3)倉元製作所(5216)2009年10月19日発表
(4)アパマンショップホールディングス(8889)2009年10月20日発表
(5)インターアクション(7725)2009年10月21日発表
(6)サムティ(3244)2010年6月15日発表 増資スキームのまとめ記事
(7)アイディーユー(8922)→ジアース 2010年8月12日発表
NISバリューアップ・ファンド3号投資事業組合が保有する新株予約権を譲り受け
(8)アスラポート・ダイニング(3069)2010年8月16日発表 増資スキームのまとめ記事
再度マイルストーン・キャピタル・マネジメントから資金調達 2014年1月16日発表
転換社債型新株予約権と新株予約権を引受
(9)メディビック(2369)2010年10月14日発表 増資スキームのまとめ記事
(10)エー・ディー・ワークス(3250)2011年1月14日発表 増資スキームのまとめ記事
(11)イージーユーズ(2495)
(12)大盛工業(1844)
(13)アサヒ衛陶(5341)
(14)デ・ウエスタン・セラピテクス研究所(4576)
(15)アキナジスタ(2495)2011年1月31日発表 増資スキームのまとめ記事
(16)クリムゾン(2776)2011年12月9日発表 増資スキームのまとめ記事
(17)キャンバス(4575)2012年8月10日発表
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再度マイルストーン・キャピタル・マネジメントから資金調達 2013年11月14日発表
転換社債型新株予約権と新株予約権を引受
(18)セルシード(7776)2012年12月11日発表
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(19)アーバネットコーポレーション(3242)2013年2月7日発表 増資スキームのまとめ記事
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(20)カイオム・バイオサイエンス(4583)2013年2月15日発表
(21)不二精機(6400)2013年4月19日発表
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(22)シンワアートオークション(2437)2013年5月30日発表
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(23)燦キャピタルマネージメント(2134)2013年8月14日発表
第三者割当増資と新株予約権を引受 ホームページ ヤフーファイナンス
再度マイルストーン・キャピタル・マネジメントから資金調達 2014年5月23日発表
転換社債型新株予約権と新株予約権を引受
(24)ジェクシード(3719)2013年9月2日発表
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(25)ディー・ディー・エス(3782)2013年9月3日発表
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(26)エスプール(2471)2013年11月28日発表
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(27)21LADY(3346)2014年2月14日発表
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(28)コムシード(3739)2014年5月12日発表
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