2017年04月09日

タイでの今後の戦略について

タイでのグループリースとタナバンの今後の戦略について、思い出しながらもう少し詳しくまとめてみます。

まずグループリースの沿革を振り返ってみると、グループリースは1986年5月6日に設立され、当初は自動車向けの分割払い購入の会社として事業展開していましたが、1990年代に徐々にバイク向けの分割払い購入に特化するようになりました。
そして2007年にAPFグループが株式市場でTOBを行い大株主になりました
その後与信判断の迅速化など事業改革を行うとともに、2011年からは新たなビジネスモデルで周辺国への進出も開始しました。2014年にはタイで同業のタナバンを買収しています。
時を同じくして2014年頃からカンボジアでの業績が拡大期を迎え、現地にフィットしたデジタルファイナンスモデルが成功したことで、海外での業績の伸びが大きくなりました。
その結果、既存のタイ事業の比率が低下することとなり、タイ事業は今後もさらに縮小していくのではないか?という懸念が現地では広がっていたようです。

カンボジアでは現地資本のホンダNCXと独占契約を結んで、NCX認定ホンダディーラーの店内でhire purchase(分割払い購入、割賦販売)を行っています。ホンダバイクについてはグループリースしかhire purchaseを提供できない独占契約ですが、逆にホンダ以外のバイクに対してGLがhire purchaseを提供することもできません。ただカンボジアはホンダバイクが95%ほどのシェアを占めていて、ほぼ独占という特殊な市場なのでNCXと独占契約を結んだ意味は大きいです。
一方、タイで手掛けているバイク向けのhire purchaseは、どのメーカーとも独占契約は結んでいません。なのでホンダやヤマハ以外の現地メーカーや中国メーカーのバイクにも融資することは可能です。
しかし融資の担保は販売したバイクになるので、バイクの担保価値が重要であり、現状は品質が高くて担保価値も高く推移している日本ブランドのバイクが融資対象になっています。
中古バイクに対するhire purchaseやmoto for cash(顧客が保有しているバイクを担保に少額融資を行う事業)も同様に、日本ブランドのバイクが融資対象になっています。

新車バイクのhire purchaseは銀行系のアユタヤリーシングなど競合も多く、成長してきたもののグループリースは4〜5位の規模に位置している。ここ数年ポートフォリオの質向上のために融資を絞ってきた影響で、タナバンを含めてもシェア順位は変わっていない様ですね。

一方タナバンが手がけてきた中古バイクのhire purchaseは、競争相手が居なくてブルーオーシャンになっている
中古バイク販売店
バンコクの中古バイク販売店の店頭の様子
店内にはタナバンのPOSが設置してあります。
中古バイク販売店
タナバンはhire purchaseを提供する中古バイク販売店を増やしてきたが、GLが取引している新車バイク販売店の中にも中古バイク販売店を持っている会社はある。新車バイク販売店を4〜5店舗展開している様な大きなディーラーは、中古バイク販売店も1店くらい持っているので、今後はGLの取引先にも中古バイクのhire purchaseを提供していく。ただ再販売価値が重要になるので、価値が落ちにくくて価値が把握しやすいホンダやヤマハなどの中古バイクに限定して提供していく。

新車バイクのhire purchaseも、今までは100〜150ccの普及価格帯のバイクが中心だったが、500ccクラスの大型バイク向けのhire purchaseも提供していく。普及価格帯に比べると販売台数は少ないが、対応していないとこの部分はライバル会社が入ってくることになるので、バイク販売店が必要としているサービスをトータルで提供できる体制に変えていく

また、新車バイク購入時には古いバイクを下取することもあり、下取バイクの扱いにも困っていた。下取バイクについてはGLが主催しているバイクオークションを活用して、現金化することを提案していく。
下取バイクの処理に困っている販売店は多いので、オークションで売れるのは感謝されるし、下取バイクを売ったお金で、オークションでバイクを仕入れる事もできる。落札時にも落札した中古バイクを担保にGLから融資できるので、オークション+ファイナンスは強力なビジネスモデルであり、ディーラーなどの顧客からも喜ばれる
ヤマハバイク
バンコクのYAMAHA新車バイク販売店の店頭の様子
店頭にも店内にも多数のバイクが展示してあり、バイクの在庫台数も多いので運転資金も多く必要になりそうです。バイクの購入客だけでなく、販売店向けの融資需要も大きそうですね!
金利水準次第なんでしょうが^_^;
ヤマハバイク
販売店ではバイクの在庫管理なども大変なので、こういった部分も含めてトータルでバイク販売店の経営をサポートするようなサービスを提供して、何でもGLに相談してもらえる様な形に変えていく。
トータルソリューションを提供していく上で、バイク販売店にGLの社員が常駐していることは強みになる
GLはBtoB、タナバンはmoto for cashなどのBtoCと棲み分けていく。
タナバンはGLの顧客ベースがあるので、有利に事業展開することができる
グループリースから融資を受けて新車バイクを購入し、完済した優良顧客にmoto for cashの案内を送るなどのシナジー効果が見込めるので、タナバンの事業も伸びそうですね。グループリースが融資しているのはホンダやヤマハなどのバイクで、車種も分かっているので担保価値も把握しやすいです。
自社でオークションを運営していることから最新の落札価格も分かるので、落札価格から一定額を割り引いて、この位融資できます!という案内もできそうです。中古バイクは新車バイクより価値の落ち方が緩やかなので、この点からも貸倒れリスクが低くなります
新車バイクは買った時点で中古バイクになるので価値が急落しますが、そこからは少しずつ減価していくので不良債権になりにくくて、新車バイクの不良債権比率が4%程度なのに対して、中古バイクのhire purchaseの不良債権比率は2%程度と低い
たとえ返済が滞っても、担保の中古バイクを回収してきてオークションにかければ、貸出金は回収可能でマイナスにはなりにくい。

田代社長が1年以上かけて全国の販売店を回り、顧客の声に耳を傾けながら立案した戦略は、以前からグループリースが手掛けていたバイクオークションとも連動していて、グループリースらしい戦略だと感じます。
バイクオークションを手掛けている会社は複数ありますし、ファイナンス会社は多数ありますが、両方を手掛けている会社はGLだけです。
バイクオークションを核にして、新車バイク販売店にも中古バイク販売店にも喜ばれて、グループリースとしても融資対象が広がって事業の拡大が期待できる素晴らしい戦略だと思います。
昨年末のウェッジホールディングスの株主総会でも、此下社長から田代さんに「タイの事業もカンボジアには負けないよね?(笑)」的な挑発発言?がありましたが、本拠地タイでも新たなビジネスモデルを確立しつつある自信があるから、上記の様な発言に繋がったのかな?と感じました。

今まではカンボジアやインドネシア、ミャンマーの成長ばかりがクローズアップされていましたが、今後はタイでの取り組みについても紹介される機会が増えると良いですね。
午後は、タイでの今後の戦略のキーとなるバイクオークション会場の見学に行きました。
 応援ポチッとお願いします!
posted by アイル at 22:30| Comment(1) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月30日

スペシャルセミナー開催!

2009年7月からほぼ毎月名古屋でキャッシュフローゲーム会を開催していますが、
2016年1月のキャッシュフローゲーム会ではスペシャルセミナーを開催します!
ひふみ投信アナリストの栗岡大介さんをお迎えして、アナリストの仕事や良い会社の見分け方などお話ししていただくことになりました!私も今からとても楽しみです。

 第77回 名古屋キャッシュフローゲーム会
 日時:2016年1月16日(土) 13時〜19時30分
 場所:中村生涯学習センター(名古屋市中村区鳥居通3-1-3)
 詳しくは↓
 2016年1月16日(土)名古屋キャッシュフローゲーム会のご案内


私たちのゲーム会は、最初の頃はキャッシュフローゲーム会のみ開催していましたが、ゲームで投資のシミュレーションするだけではなかなか実際の投資に踏み切れない!という人も多かったので、午後のゲーム会に続いて夕方から株式投資の勉強会も開催するようになりました。
最初は私が講師役を務めて、私の投資経験や投資に対する考え方などを伝える形で不定期開催していましたが、ここ4年ほどはほぼ毎月勉強会も開催するようになりました。
ここ2年ほどは参加者数も50人以上と増えていて、私の投資仲間も幅広くなってきたので、周りの投資仲間の方々に講師役をお願いすることも増えました。おかげでバラエティに富んだセミナー内容になり、参加者の皆さんに喜んでいただいています。
今までに講師役を務めて頂いた主なメンバーは、毎日優待三昧のrikaさんyorozunoさん、アベルさん、投資道の株水兵さん優待株バリュー株日誌のかんちさん沙耶香さんほんわかようこりんなど地元の投資仲間中心でしたが、2015年に入ってからはダントツ投資研究所の夕凪さんDAIBOUTYOUさん21世紀投資のv-com2さん、そして12月の講師を務めて頂く証券非行被害者救済ボランティアの山口三尊さんなど、遠方からわざわざ来ていただく方も増えて本当に感謝しています。
地元にいながら全国の成功している個人投資家の講演を聞くことができるので、参加いただく方も幅広い地域から来てくれるようになりました。
投資の初心者からベテラン投資家まで幅広く集まって、気軽に投資話を楽しめる場はあまりないと思うので、今後も参加いただく皆さんや主催者も楽しめるような場を大事にしていきたいと思っています。
2014年からは、上場企業の経営者にも来ていただいて会社説明会を開催するようになりました
個人投資家が主催している勉強会に上場企業の経営者の方が来てくれるかな〜と最初は不安でしたが、私の主力投資先の1社であるVTホールディングス(7593)さんに思い切ってお願いしてみたところ、面白そうな話なのでぜひやってみましょう!と言っていただき、2014年3月のゲーム会に高橋社長をお招きしてVTホールディングスの会社説明会を開催しました。
私の主力投資先ということもあって株主になっている人も多いので、質疑応答も活発でとても有意義な時間を過ごすことができました。実際に投資につながる会社説明会になったのではないかと感じています。
その後はrikaさんのご紹介でモリト(9837)さんジーフット(2686)さんに来ていただくことができました。
その後もIRイベントでビジネスモデルが面白いと感じたサンセイランディック(3277)さんにも来ていただくことができました。
個人投資家向け会社説明会の開催をお願いしても断られることが多いんですが、経営者から直接ビジネスモデルや今後の戦略などを聞くことはとても勉強になると思うので、これからも断られることにめげずにお願いしていこうと思っています。

このようにセミナー内容は、個人投資家の経験談や講演、上場企業の会社説明会と幅が広がってきましたが、機関投資家という視点からのセミナーは実現できていませんでした
ここ数年直販型の投資信託が増えてきた結果、ファンドマネージャーやアナリストが自ら投資家に語りかけるセミナーも増えてきて、私もひふみ投信や鎌倉投信などのセミナーに参加しています。
ファンドマネージャーやアナリストの方々は、多くの企業を調査し、経営者にも面談することが多いので、良い会社の見分け方や今後のトレンドについての考えなど、セミナーに参加すると毎回とても参考になります。
ぜひ機関投資家の方をお迎えしてのセミナーも開催したいと強く感じるようになり、また思い切って(笑)レオスキャピタルワークスの代表取締役社長 藤野英人さんに相談してみたところ、セミナー開催にお力添えを頂けることになり、1月の勉強会にアナリストの栗岡大介さんに来ていただくことになりました!
まさに2016年新春スペシャルセミナー!という感じで、私もとても楽しみです。
募集開始してまだ2時間半ほどで既に30人弱の申込みを頂いていて、近いうちに満席になってしまうと思います。できるだけ多くの人に参加頂けるようにしたいと思っていますが、お早目にお申込みくださいね!

まだ名古屋ゲーム会の会員登録をされていない方は事前に会員登録が必要になりますので、まずは下記のフォームから会員登録をよろしくお願い致します。
会員登録済みの方は上記案内ページからお申込み頂けます。
 会員登録はこちら → 名古屋ゲーム会会員登録ページ

今週末の12月6日(日)には、奈良のキャッシュフローゲーム会で私の中長期投資セミナーも開催します!
 奈良シカCFG第10回記念会
関西方面の皆さん!ぜひ奈良のキャッシュフローゲーム会にも遊びに来てくださいね!
関西でも楽しくて投資の勉強になるゲーム会が成長していってくれると嬉しいですし、ぜひ皆さまの応援をよろしくお願いします。私が関西でセミナーを行うこともあまりないと思いますので、この機会にぜひ参加してくださいね。
 応援ポチッとお願いします!
皆さまの応援のおかげで、圏外から上位まで上がってきました
posted by アイル at 01:12| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月22日

株主優待と1億円特集はやめなさい

こんにちは!優待投資家のアイルです。
内藤忍さんがブログで、マネー誌の「株主優待」と「1億円特集」はやめなさいという記事を書いています。
ご指摘はごもっともだと思う部分もありますが、少し言い過ぎじゃないかな〜と思う部分もあるので、私なりの考えを書いてみます。私もダイヤモンドZAiの優待特集に登場しているので、当事者の一人ですし
 マネー誌の「株主優待」と「1億円」特集は、もうやめなさい

内藤氏は、日経マネー、ダイヤモンドZAi、ネットマネーの月刊マネー誌で、毎月のように似たような特集が繰り返されている。特に目に付くのが、利用者が登場して解説する「株主優待」と老後の不安を解消するための「1億円特集」です、と書いています。
確かに最近のマネー誌では2〜3ヵ月に1回くらい株主優待特集をしている感じです。マネー誌が3誌あるので毎月どこかで優待特集が行われているイメージで、さすがに多すぎる感じがします。
ここ1年はふるさと納税の特集も多くて、株主優待かふるさと納税のどちらかは毎月登場する感じです。
ふるさと納税はかなり問題の多い制度だと思いますが、趣旨から外れるので本題に戻ります。
株主優待使用の裏ワザももう出尽くしでしょう^_^;と思います。以前は便利に使える裏ワザも存在したんですが、ブログやマネー誌の特集でメジャーになると裏ワザも使えなくなってしまいました。
知る人ぞ知るからこその裏ワザですよね!

配当と優待を合わせた実質利回りを気にする個人投資家も増えていますが、これでは毎月分配型投信の分配金だけを見ているマネーリテラシーの低い投資家の目線と同じです。個人投資家を啓蒙するという理念があるのなら、「楽しい投資」ではなく「儲かる投資」にフォーカスすべきではないでしょうか?と問題提起しています。
この部分に対しては反論したいことがたくさんあります。
優待株と毎月分配型投信を比較するのはちょっと無理があると思います。
毎月分配型投信の分配金だけを見ているマネーリテラシーの低い投資家というのは、タコ足配当の分配金を喜んでいる人を指していると思いますが、株主優待はタコ足配当とは違います。中には赤字続きで優待だけで株価を維持しているような会社もありますが、多くの優待株は利益もきちんと出しています。
株主優待を費用計上した後できちんと利益を上げているわけですから、タコ足配当を出しながら毎月基準価格を切り下げている毎月分配型投信とは違います。
さらに言えば桐谷さん効果などもあって株主優待株は人気で、優待株はここ数年上昇傾向が続いています。毎年優待や配当をもらいながら株価も上昇しているので、現状の優待投資は「楽しい投資」でかつ「儲かる投資」になっています。8月のチャイナショックでも株主優待銘柄は元の株価に戻るのが早いので、ボラティリティも低くて安定した投資先になっています。
こうした優待株の特性を理解して投資している個人投資家は、決してマネーリテラシーの低い投資家ではないと思います。表面的な部分だけを見て批判する方が、思考が浅い感じがします。
決してマネーリテラシーが低いとは言いませんが(笑)

そして「楽しい投資」ではなく「儲かる投資」にフォーカスすべき、というのも少し傲慢というか押しつけがましい感じがします。
投資の目的は人それぞれであり、株主優待が楽しみで優待が投資の目的でも良いと思います。もちろん株式投資はもっと楽しいことがたくさんあるので、優待から一歩、二歩と株式投資の奥深い世界に足を踏み入れて欲しいと思いますが、株主優待が楽しみで投資を始める人が増えるのはとても良いことだと思います。貯蓄から投資へ!という流れを太くする一つのきっかけにもなっていると思います。
ちょっと特集しすぎという面はありますが、株主優待をきっかけに投資に興味を持ってもらうということも、マネー誌が果たしている役割の一つだと思います。

問題だと思うのは、優待タダ取りとか優待クロス取りを推奨している一部のネット証券の姿勢です!
優待クロス取りを行うためには信用売りが必要になるので手数料収入が増えますし、売買件数も増えるのでネット証券会社に取っては儲けが増えますが、株主優待制度を導入している会社側や株主にとっては迷惑な話です。想定している以上に優待コストが掛かってしまいますし、長期保有株主を増やすことにもつながりません。クロス取りが増えた結果、優待コストが増加して株主優待が廃止になったのでは困ります。
内藤忍さんが以前所属していたマネックス証券でも、優待クロス取りとは言ってませんが、株主優待を取得しつつ、株価下落に備える方法としてつなぎ売りを紹介しています。
 株主優待を取得しつつ、株価下落に備える方法

マネー誌の1億円特集にも異議を唱えていて、
世代に関係なく「60歳までに1億円」より「60歳から一生毎月50万円」を望む人が圧倒的です。シニアになってまとまった資金を手に入れても、それをどうやって運用して良いかわからない。それよりは、定期的に収入を得られる方法を知りたいというニーズの方が高いのです、と書いています。
内藤忍さんのセミナーに来る人がそう望んでいるだけかもしれませんし、私は早い時期から投資を始めて、40歳とか50歳で1億円以上の資産を築ければ良いと思っています。早く増やそうと焦ってリスクを取り過ぎるのはよくないですが、楽しみながら株式投資を続けてマネーリテラシーを向上させ、結果として1億円を突破できれば理想的だと思います。
内藤忍さんのセミナーに来る人は、シニアになってまとまった資金を手に入れても、それをどうやって運用して良いかわからない。それよりは、定期的に収入を得られる方法を知りたいというニーズの方が高いそうですが、60歳になった時に宝くじが当たって1億円手に入れるならその論理も成り立つかもしれませんが、若い頃から株式投資の実践を続けて1億円を超える資産を築き上げたのなら、60歳になってそれをどうやって運用して良いかわからないなんてことはあり得ません。運用の方法は変わるかもしれませんが、1億円をどうやって運用すればいいか分からない、怖くて使えないなんてことはないですよね!
60歳時点で1億円の金融資産が作れたら、その後は5%の運用で35年間毎年600万円ずつ引き出すことができます。5%の運用は無理だというなら、3%の運用でも465万円ずつ引き出せます。
60歳になるまでに5%くらいの安定運用ができるような金融リテラシーを、株式投資を楽しみながら学んでいけば良いのだと思います。

一部の経済学者や投資の専門家を自称する方々は、お金の不安を煽って「お金の不安を解消する処方箋」を売り込むことが多いですが、過度に不安を煽る人には注意をした方がいいと思います。
霊感商法やオレオレ詐欺も不安に付け込む商法ですし(一部には強欲に付け込む商法もあるw)、日本のマスコミ報道も将来不安を煽りすぎだと思っています。マスコミ報道のせいで日本の景気回復に時間がかかり過ぎている側面もあると思います。
一方的に送り付けられる情報に流されず、自分でしっかりと考えることがとても大切だと思います。
以上は、内藤忍さんのこのブログ記事に対する私の個人的な考えなので、皆さまのお考えなどもコメント欄でお待ちしていますね!

幸いなことに私の周りの投資仲間には、将来が不安で株式投資をしている人はほとんどいないですね。
株式投資が大好きで投資をやめられない(笑)人が大半なので、オフ会などで投資について語りだすと時間を忘れて盛り上がります。そんな投資仲間が広がって本当に嬉しいですし、これからも投資を楽しむ輪をもっと広げていきたいと思っています。
そんな一つの場として、毎月キャッシュフローゲーム会&勉強会を開催しています。
先日のNHKの番組も投資をネガティブに報道していて残念でしたが、もっと投資を楽しめるような、身近に感じられるような流れが広がると嬉しいですね。
 所さん!大変ですよ 潜入!投資家たちの秘密パーティー
マネー誌で私が一番大好きな特集は、自分なりの投資法を確立した個人投資家へのインタビュー記事です。個人投資家へのインタビュー記事なら毎月特集していても大歓迎です!
 応援ポチッとお願いします!
皆さまの応援のおかげで、圏外から上位まで上がってきました
posted by アイル at 22:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月09日

株式の相続税評価が3割引き?

財務省のホームページで、各省庁から提出された平成28年度税制改正要望が公開されています。
その中の金融庁からの要望書の11番目に上場株式等の相続税評価の見直しが要望されています
 平成28年度税制改正要望(金融庁)

上場株式の相続時の評価額が7割くらいに見直すことを想定して要望しているようです。
数値目標は入っていませんが、今より3割引きになったらお得ですよね!
ツイッターを見ていたらパリテキサスさんが「株の相続時7かけ制度ってめちゃくちゃ大きな話なんじゃないの」と呟いていて、そんなのがあるのか!?とネットを調べてみましたが見当たらず、半信半疑でいたらLINEを通じて金融庁が要望しているということが分かりました。
まだ要望段階ですが、現状上場株式は相続時点の時価で評価され価格変動リスクのない現預金と同じ扱いなので、見直されるとインパクトは大きいと思います。
不動産は多くの優遇措置や裏技があるので、時価と比べて評価額を大幅に下げることができます。最近話題になっているのはタワーマンションの上層階を利用した節税策ですし、大東建託などは昔から相続税対策を謳って土地オーナーに賃貸アパート経営を薦めてきました
タワーマンションの節税策については国税庁が見直し方向で動き始めているなど、過度な節税策は見直しの方向ですが、不動産は相続財産として優遇されています。

相続を意識し始めると、優遇措置を利用するために株式を売却して不動産に移し替えたり、あるいは相続しやすいように株式を売却して現預金に変えたりという動きも出てくると思われます。そこまで相続対策をしなかったとしても、相続税を支払ったり財産分与をするために、相続した株式を処分することも考えられます。
今後相続はますます増加していきますし、相続税見直しで課税対象になる人も増えていくので、上場株式等の相続税評価が7割程度に見直されると、株式市場に対するインパクトは大きいと思います。

日本でも貯蓄から投資へ!というスローガンで、個人の金融資産を投資に導こうとしていますが、今までは目立った成果は上げられていません。しかし相続税評価額が下げられるとなると、貯蓄から投資への流れは加速しそうです。
個人の金融資産は預貯金に偏っていますが、保有しているのは高齢者が中心です。
日本政府や日銀が適度なインフレに導こうとしており、預貯金では実質価値が目減りする可能性が高いなかで、株式や不動産はインフレに強い資産と言われています。
株式投資には価格変動リスクがあるので預貯金が一番と思っていた高齢者の方々も、上場株式にしたら相続税評価額を下げることができる、インフレにも対応できるとなれば、個人金融資産の大移動が起こる可能性もあります。
高齢者に取っては配当利回りの高い日本郵政グループの株式などは良い受け皿になりそうですね。
定期預金代わりとして人気の高かった電力株が東日本大震災で大幅安、無配転落となり、やっぱり株式投資は怖い!となってしまいましたが、相続税評価見直しやインフレヘッジで株式投資の評価が高まれば、安定高配当銘柄の人気が再燃しそうです。
日本郵政グループなど民営化株の受け皿という面もアピールしながら要望していけば、将来的には見直しとなる可能性もあるのかなと思います。希望的観測ですが(笑)

個人の金融資産が預貯金に滞留しているよりは、株式市場に回った方が日本経済にとってプラスになるはずです。
貯蓄から投資への流れが加速して株価が上昇していけば、年金や保険などの運用にとってもプラスになりますし、所得税の増収にもつながります。預貯金やタンス預金として死蔵されていても価値を生みませんし、資産も増えませんが、株式投資に流れてきて株価が継続的に上昇していけば、資産が増えるので相続税評価額を7割にしたとしても、現金のままと比べれば相続税額も多くなると思います。
相続税が増えても税引き後の資産が増加するのであれば納税する人も喜ぶでしょうし、税収が増える国税庁や日本政府も喜ぶでしょうし、多くの人にメリットのある政策になると思います。
上場株式等の相続税評価の見直しについては、ぜひとも実現してほしいですね。

上場株式等の相続税評価の見直しは今年度初めて要望したようですが、メリットの多い政策だと思うので、アベノミクス第2弾に組み入れて強力に推進してほしいものです。
日本人は株式投資についてネガティブなイメージを持っている人が多いようですが、多くの人が株式投資に参加して株価が上がれば、良いことがたくさん起きると思います。
株価上昇→経済成長→企業業績アップ→賃金アップ→消費増加→GDP600兆円
年金問題、健康保険問題も改善などメリットが大きい
ので、再度経済政策にも力を入れて、目玉政策の1つになることを期待しています!
 ブログランキング参加中 → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ お役に立ったら応援お願いします!
皆さまの応援のおかげで、圏外から6位前後まで上がってきました
これからもクリック応援よろしくお願いします!
posted by アイル at 21:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月01日

テクニカル投資は有効?

シニア向けのテクニカル投資法MM法を開発した増田正美さんの著書2冊を読みました。
1日10分間科学的「株」投資法
定年後の株、小さく儲け続ける必勝法―進化するMM法を公開

アイルさんがテクニカル投資に転向??? というわけではありません(笑)
       
1日10分間科学的「株」投資法は、40歳からの1日10分間科学的「株」投資法 を加筆、改筆した本なので、ほぼ同じ内容だと思います。
今月のキャッシュフローゲーム会ではyorozuno師匠が短期トレードについて講義してくれます が、その予習として増田正美さんの本を読んだ方が良いということで、図書館で借りてきました。
主催者として予習しておくことは大事ですよね!

とはいえ、いきなりファンダメンタルズ投資や中長期投資ではプロ投資家に勝つことは無理で、証券会社に騙されて損するのがおち、と私の投資法を全否定されて落ち込みます(笑)
並行して読んでいる「投資で一番大切な20の教え」では、テクニカル分析はランダムウォーク仮説によりまったく役に立たないことが明白になったという考えなので、立場や経験などにより投資手法は星の数ほどありますよね。自分なりの投資法を身に着けることが本当に大事だと思います。

シニア向けに書かれているので、今のシニア層は戦後馬車馬のようにがむしゃらに働いて日本経済を支えてきたのに、年金を減額されたり、健康保険の自己負担割合を引き上げられたり酷い扱いだ、自己防衛のためにも株式トレードで余裕資金を確保する必要がある。現状の年金では食べていくことくらいはできるが、余裕のある暮らしはできない、長年頑張ってきたんだからスポーツカーを買うくらいの余裕があっても当然だ!みたいな話が続き、シニア層以外からは反感を買いそうです
シニア層に不十分だと文句を言っている年金を支払うために、現役世代は多額の年金保険料や社会保険料を搾取され、十分に貯金もできないんですからねぇ
まあシニア向けには最高のマーケティングだと思いますが(笑)

2冊とも内容はほぼ同じなので、どれか1冊読めば十分だと思います。
定年後の株、小さく儲け続ける必勝法―進化するMM法を公開 の方が投資手法が詳しく書いてあるので参考になると思います。

テクニカル指標を組み合わせたMM法は、ボリンジャーバンド、RSI、DMI、MACDの4つのテクニカル分析を組み合わせたものですが、メインとなるのはボリンジャーバンドとローソク足のようです。
成功する確率が高い時だけトレードして、ストップロス(損切り)を徹底する、損は避けられないのでかすり傷程度にとどめて1勝4敗で利を伸ばすなど、この考え方を守れば利益は出せると思います。
難しいのは成功する確率が高い時だけトレードするでしょうね。値動きを見ているとついつい中途半端なところでポジションを取ってしまいそうです。
MM法の考え方についてもまとめられています。基本的に東証1部上場企業が投資対象になり、数十銘柄くらいに絞って株価の動きのクセなども理解するようにした方が良いそうです。
MM法の買い時の判断
ボリンジャーバンドでマイナス2シグマより下に終値が位置する
RSIが25以下
DMIのうち1日で算出したADX(DXになる)が75以上 底値圏での急落を意味する
MACDが低い位置で長短カーブがゴールデンクロスする直前の乖離最大点付近
上記4点を満たしたうえで、ローソク足がボトム足(直近の最安値)を付けること
ボトム足候補の翌日以降、ボトム足の高値を上抜いたことでボトム足確定と判断する
買い値はボトム足の高値、ストップロスはボトム足の安値に設定する


売り時の判断は逆になります。
ボリンジャーバンドで2シグマより上に終値が位置する
RSIが75以上
DMIのうち1日で算出したADX(DXになる)が75以上 高値圏での急騰を意味する
MACDが高い位置で長短カーブがデッドクロスする直前の乖離最大点付近
上記4点を満たしたうえで、ローソク足がトップ足(直近の最高値)を付けること
トップ足候補の翌日以降、トップ足の安値を下抜いたことでトップ足確定と判断する
売り値はトップ足の安値、ストップロスはトップ足の高値に設定する


これらの条件をすべて満たすケースは少ないので、DMIについては少し基準を緩めることもあるようです。
これは一つの例なので、こうした組み合わせをベースにそれぞれに合ったテクニカル手法を研究することが大事だそうです。
テクニカル指標を使ってスクリーニングすることもできるので、ボリンジャーバンドやRSIで条件に合う銘柄をリストアップし、その中からトレード対象を厳選していきます。
ボリンジャーバンドの幅が広い方が値幅が大きくなるので、トレード対象としては有利になります。
ボリンジャーバンドの幅は広がったり狭まったりしますが、銘柄ごとに特徴があったりもするので、この点からもトレード対象はある程度絞り込んだ方がやりやすそうです。
日本農薬
SBI証券のスクリーニングでRSI25以下で検索してみました。SBIのスクリーニングはテクニカル指標が少ないので、MM法では使いにくそうです。
PERも低い日本農薬で見てみると、もう少し下に突き抜けると買い対象になりそうな感じですね。
にわかテクニカル派なので参考になりませんが(笑)

株価の動きはランダムウォーク仮説がかなり当てはまると思いますが、それでも確率の高そうなトレードに厳選し、ストップロスを厳格に守って利を伸ばしていけば、儲かる可能性は高そうに感じます。
いつもフルポジションで割安成長株に長期投資していると普段はやることがないですし、株価急落時にも打つ手がありません。
長期投資とは別にトレーディング手法も身に付けておくと、様々な局面で柔軟に対応できそうですね。
 ブログランキング参加中 → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ お役に立ったら応援お願いします!
皆さまの応援のおかげで、圏外から6位まで上がってきました
これからもクリック応援よろしくお願いします!
posted by アイル at 15:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月03日

2014年7月の成績

2014年もすでに7ヵ月が経過しましたが、皆さまの投資成果はいかがでしょうか?

足を骨折して2週間が経過しましたが、長期投資をしていて良かったな〜と実感しています。
ふつうにサラリーマンをしていたら3ヵ月近く休業ということになってしまいますし、自営業だったら収入が途絶えてしまうかもしれません。
10年くらいをイメージした長期投資スタンスで、ポートフォリオもある程度完成した状況だと、日々やることはあまりありません。今は決算発表シーズンなので、投資先企業の決算をチェックしたり、競合他社の決算をチェックするくらいです。
まあその分、月々の資産増減は長期投資銘柄の株価次第になってしまうんですが^_^;

こんな前振りから分かるように、7月の成績はマイナスでした(笑)
7月の日経平均株価は3%ほど上昇していますが、私のポートフォリオは4%ほどのマイナスでした。
これは主力銘柄であるティアの株価が下がったからなんですが、ティアは6月23日に東証1部に指定替えとなり、6月は株価が大きく上昇していたので、7月はその反動減という感じです。
ティア
テーブルマウンテンみたいな株価チャートで、上値には強固な壁がある感じですね〜
東証1部に上がったことで、株主の入れ替わりが進んでいるんでしょうね。
ティアは長期的に成長して行く会社だと思っていますし、私の将来の年金代わりくらいに考えているので、目先の株価動向はあまり気になりません。
年金として考えれば、毎月200株売れば30万円弱のキャッシュが入ってくるので、生活費としては十分だと思います。
東証1部銘柄になって流動性は上がったものの、期待していたほどではありませんでした。
しかし、200株売るくらいの流動性はある(笑)ので、現状の流動性でも特に問題にはなりません。
今後も安定成長を続けていってくれれば株価の上昇も期待できますし、インフレ率を大きく上回る成長を続けて、インフレ調整後でも年金としての資産価値が上がるように頑張ってほしいですね!

そんなわけで、単月の成績とか単年度の成績とかあまり関係ないんですが、日経平均に大きく負けてしまったので、記事にしてみました^_^;
重要なのは業績が安定的に成長していくことです!来週の決算発表が注目ですね。

最近の売買では、地元の会社ネクステージ(3186)が立会外分売を実施したので、100株買ってみました。上限の300株申込んだんですが、100株しか割当てられませんでした。けっこう人気があるのかな?
あと、リートのケネディクス・レジデンシャル投資法人(3278)を一部売却しました。
利回りが5%近いのは魅力的ですが、生活費も必要ですし(笑)毎年増資を行っていて、株価の変動も大きいので売却することにしました。リートは増資しないと成長できませんし、不動産価格が上がってきて美味しい物件が少なくなっているので、うまみが減ってきている気がします。
増資して利回りの低い物件を組み込むより、いっそのこと価格が上がった物件を売却して、大幅に分配金を増やせばいいのに!なんて考えたりします(笑)

最近株価が上がって驚いたのはアスカネット(2438)です!
友達が投資していて、ここ半年ほど「これは仕手株みたいなものだから早く売った方が良いよ〜」なんて言い続けてきたんですが、「きっと1万円は超えるから売らないっ!」と強い信念でホールドし続けていました。
PERとか100倍近いし、指標面ではまったく買える水準じゃないので、大丈夫かな〜と見ていたんですが本当に1万円を超えてしまうとは...おめでとうございます\(^o^)/
周囲の雑音に惑わされず、信念を貫いたのはさすがです!
アスカネット
1年ほどの保有で10倍株ですからね〜もうやってられませんわ〜という感じです(笑)
こんな値動きの激しい株を買ってしまうと、売り時が本当に難しいですよね。
いつ売っても後悔する感じで...^_^;
7割くらい妬みが入ってますが(笑)いいな〜

今日は関西から、投機野郎さんとだんなさんがお見舞いに来てくれました。
骨折で家から出るのが大変なので、家でミニオフ会ができるのは楽しいです!
遠方から遥々ありがとうございました。
お土産に会社四季報の最新号をいただきました!
ちょっと無理やりという感じで(笑)投機野郎さんから頂いてしまいましたが、時間はたっぷりあるのでかぶ1000さんを見習って四季報通読でもしてみようかな〜と思っています。

今後の主力銘柄になるような良い会社が見つかると嬉しいですね\(^o^)/
会社四季報ありがとうございました!
   ブログランキングに参加しています → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
posted by アイル at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年05月15日

スタバ株は1月に買え!

夕凪さんの新刊本 スタバ株は1月に買え! を読みました。

今回は投資仲間のようこりんさんから紹介されて読みましたが、最後の協力頂いた方々の中にようこりんの名前も!さすが二刀流投資家は知名度が違いますね〜

夕凪さんとは4〜5回くらいオフ会でお会いしてお話ししたことがありますが、温厚な方で尊敬する個人投資家の一人です。私は基本的に温厚な人が好きですね(笑)
夕凪さんは主にイベント投資と名付けた投資法であり、どちらかというと短期売買・スイングトレードという感じなので、私の長期投資とはかなり違いますが、常識を疑い様々な投資アイデアを過去のデータに基づいて検証し、儲かる確率の高いトレードを繰り返すなど、参考になる点がいろいろありました。

ただ冒頭の、過去10年間の日経平均株価の推移については、色々と口を挟みたい点がありました(笑)
まず日本株の過去10年というのは、デフレ経済下の少し異常な時期だったと思うので、過去10年をそのまま参考にするのは少しリスクがあるのかなと感じます。特に2009年以降はある意味日本株が不当に安く放置されていたので、投資しやすい時期だったとも言えます。
過去10年間の日経平均株価の推移に沿って株価変動の解説がついていますが、これも一部違和感を感じる部分があります。
6月の株価上昇は株主総会での材料期待で、7月以降の株価下落は株主総会終了による材料出尽くし売りという部分ですが、株主総会にはたくさん出席していますが、株主総会で特別な発表があるわけではなく(そんなことをしたらインサイダー情報になってしまいます^_^;)、株主総会で何か出るのではないか!?というのは都市伝説だと思っています。
掲示板などでは株主総会で何か出るぞ!みたいに買い煽っている人がたまにいますが、株主総会なんて出たこともないんだろうな〜と苦笑いしながら見ています^_^;
なので株主総会を材料に日経平均株価がこんなにダイナミックに動くとは思えません。
日経平均株価に採用されるような会社は歴史ある大企業が中心であり、コンプライアンスにも厳しいと思うので、株主総会で特別な発表があるなんて特に考えにくいです。コンプライアンスに厳しいのに加えて、歴史ある会社はどちらかというと昭和的なシャンシャン総会がまだ多いのではないでしょうか?

過去10年を考えると、会社の発表する今期の計画は保守的な目標が多かったと感じるので、5月以降ヘッジファンドの換金売りと弱気な計画を嫌気して下がりますが、6月になると1Q決算で上方修正が出るんじゃないの!?的な先回りの買いが増えて上昇するものの、1Qでは上方修正する会社もほとんどないので、期待外れで7月以降下落トレンドという感じなのではないでしょうか?
株価の動きには色々な要素が絡んでいるので一概には言えませんが^_^;

夕凪さんは30万円で株式投資を始めて、中断期間も入れると15年で1億円を達成したそうです。
特にアベノミクス相場も含めたここ2年ほどの資産増加額が半端ない感じですね。
イベント投資でコツコツ稼ぎながら、上昇相場には果敢に乗っていくところが見事です!
夕凪さんの投資手法にも興味がありますが、どんな考えで投資をしているのか?とか、どのように資産を増やしてきたのか?という部分にも興味があるので、この本は一気に読むことができました。
私はこういった内容の本が大好きですが、イベント投資について深く知りたい人には少し物足りないかもしれません(笑)

株主総会についても少し触れられていますが、こちらはツッコミどころ満載です。
株主総会のお土産や懇親会の内容について、会社のIR担当に電話して割に合う内容か確認した方が良いと言う様な記述がありますが、そんなことでIR担当者を煩わせるのは勘弁してほしいですね。
お土産は何だ!とか懇親会ではどんなものが出るのか?なんて電話が殺到すると、お土産とか懇親会なんか無くなればいいのに!というIR担当者が増えてしまいそうです。IRに電話するならもう少しまともなことを聞いてほしいものです。こんなことで電話するから個人投資家は軽く見られてしまうんだと思うと残念です。
この辺りの記載は夕凪さんらしくないと感じるので、背景などをさらに妄想してみました(笑)
スタバ株は1月に買え!は会社四季報を発行している東洋経済新報社から出版されていますが、会社四季報といえば少し前に株主総会のお土産を会社側にアンケート調査して、web上で公開したことが思い出されます。天下の東洋経済がこんなことしなくてもと思いますし、こんなことに力を入れるくらいなら業績予想の精度をもっと上げてよ!と言いたくなりますね^_^;
こんな背景から、夕凪さんが東洋経済に気を使ってお土産問い合わせについて触れたのかもしれません。
あくまで妄想、裏読みですが(笑)

参考になったのは相場格言と言えども盲信せず裏付けが必要ということや、常識を疑えということです。
個人投資家9つの心得も参考になります。
プロと勝負するな!とかその通りと思う点が多いですが、特に普通ほど怖いものはない!という心得は我が意を得たりという感じです。インデックス投資なんて投資に興味のない人がするものであり、投資に興味があるなら個別株投資でしょ!と思います。
一方、損切りを褒めろ!という心得には納得できませんね(笑)
私は損切りしない派(損切りできない派とも言うw)なので納得できません。
損している銘柄をずっと持ち続けると経験が積めないのでよくない、何度も売買を繰り返していくことで経験値が上がっていくので、持ち続けているとずっと初心者のままだ!と言われていますが、ということは私のように10年スパンで持ち続けるような投資家はずっと初心者のまま(笑)ということになります。
10年スパンで長期投資していても、最初はマイナスになることが多いです。それでも買い始めた株価でも割安と判断して投資し始めたのですから、そこから株価が下がればさらに割安度が高くなるので、私は喜んで買い増しをしていきます。会社が成長して利益も伸びているのに株価が横ばい、あるいは下落するのであれば、私は損切りするより買い増しを考えます。
そのくらい自信のある銘柄に絞り込んで、集中投資しているわけですが。
そういえば現在発売中のダイヤモンドZAiに私のインタビュー記事が載っていますが、ZAiオンラインにもその記事が掲載されました\(^o^)/
   「○○」は分散しないで「△△」はこまめに分散!株で1億円を作った「○○」「△△」とは?
なんか分かりにくいタイトルになってますね(笑)
ダイヤモンドZAiの掲載番号は3番だったんですが、ZAiオンラインには2番、1番と掲載されて、次は3番か!?と思いきや4番に飛び、3番は掲載されないのね(T_T)と思っていたところ、今日になってZAiオンラインにも掲載されました。なんか翻弄されていますね(笑)
こんな投資法なので、十分に調査してこれだっ!と判断した会社は、株価が下がろうが上がろうが少しずつ買っていきます。見込みが外れると大変なことになりますが、それでも投資額の範囲内の損失で収まります。1銘柄でも5倍、10倍になれば十分トータルで利益になります。

私から見ると投資銘柄を持ち続ける方がはるかに難しいし経験を積む必要があるように感じます。
現時点の主力投資先はすでに7年くらい保有していますが、7年前に買った投資家のうち今でも保有している人はどれほどいるでしょうか?多くの個人株主は入れ替わっているんじゃないかと思います。
売買することで経験を積む人もいますし、持ち続けることで経験を積む人もいるということなんでしょうね。
株は忍耐!なので、損失にも耐えますし、含み益にも耐えて5倍、10倍高を目指します!

最後話がそれてしまいましたが、夕凪さんのスタバ株は1月に買え!は、コツコツと安定した利益を積み上げていくには良い入門書だと思うので、興味のある方はぜひお読みくださいね!
   ブログランキングに参加しています → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
posted by アイル at 03:22| Comment(2) | TrackBack(1) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月28日

潜在意識を活用した投資術

潜在意識を活用した投資術なんて言うと怪しげに聞こえますが、投資は心理的な影響を大きく受けるので、考え方や心の在り方が実は重要です。
投資には興味があるものの、自分には難しいのではないか?とか危ないんじゃないか?などと感じて、なかなか実際の投資に踏み出せない人もたくさんいると思いますが、自分にはできないんじゃないか?でもやらないと将来が大変だ!というマイナス思考で無理に投資を始めるのが一番危ないと思います(笑)
特に株式投資はとても楽しいものなので、投資って面白そう♪楽しそう♪自分にもできるかも♪という感じで投資を始めてほしいですね!ただし投資を楽しむということは、いい加減に投資をするという意味ではありませんので、真剣に投資を楽しんでほしいですね。
今回は、石川臨太郎氏の年収300万円の私を月収300万円の私に変えた投資戦略 という本を読み、その通りだ!と感じることが多かったので、記事にしてみます。
石川氏は、潜在意識を活用した最強の投資術入門 あなたも簡単に年収3000万に手が届く という本も書いていて、この本の内容を株式投資に絞って分かりやすくしたのが、年収300万円の私を月収300万円の私に変えた投資戦略という位置付けの様です。
        
投資をなかなか楽しめない人や、お金儲けは悪いことだ!という固定観念に縛り付けられてなかなか資産を増やすことができない人は、この本を読んでみると良いと思います。
本の下には、あなたも私も強運の持ち主です。ツイてツイてツキまくります。好運が雪崩のように押し寄せてきます!と何度も何度も書いてあって、いい加減勘弁してください^_^;という感じですが、下は気にせず本文だけ読めばいいことに気付きました(笑)
本文の中に、でら☆マネーさんも登場していて、懐かしく感じました。

特になるほど!と思ったのは、「人を呪わば穴二つ」という部分です。
株式投資は安く買って高く売れば儲かるので、買いたい株には「下がれ〜下がれ〜」と呪いをかけますが^_^;、そんなことをするから買った後にも呪いが効いて(笑)さらに下げて「ひぇ〜〜〜」ということになってしまう、というのは確かに!と感じますね。
「下がれ〜下がれ〜」と願うことは、他人の持っている株に呪いをかけるようなものなので、結局は自分に跳ね返ってくるわけです。買えた途端に今度は「上がれ〜上がれ〜」となるわけですが、そんな都合よく株価は動きませんし、私の場合は中長期投資スタンスなので、すぐに上がる必要もないわけです。
株価が横ばいだったり下がれば必要数まで買い増していけば良いわけですし、上がれば様子を見ればいいだけです。株価に呪いをかける必要なんて全然ないですね^_^;

もっといけないのは持ち株を売った後!というのも身につまされますね。
できるだけ高値で売りたい!というのが自然な心情なので、売った後にさらに株価が上がると心穏やかではなくなります。十分利益が出ているにも関わらず、失敗した〜売り時を誤った〜儲け損なった〜という後悔の念に取りつかれてしまいます。
成功した投資のはずなのに、大失敗したように感じてしまうのはもったいないです。
売ってしまった株のことは気にしない!というのはたぶん無理(笑)なので、すべて売らずに1単位でも残しておいて、株価がさらに上がった場合の精神安定剤にするというのはいいことだと思います。
たくさん儲けさせて頂いた株ですし、感謝の気持ちで一部を持ち続けるというのは私も実践しています。株主優待があれば、単元株をずっと持ち続けやすいですよね!
株主優待なども有効に活用しながら、感謝の気持ちで楽しく投資していきたいと思っています。

どちらの本も名古屋市図書館に所蔵されていますので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
これらの本で一番気になったのは、石川臨太郎氏の投資歴です。
1985年から株式投資を始めて3年間で1,300万円ほど稼いだそうです。どれだけ投資して1,300万円を稼いだのか分かりませんが、なかなかの成績ですよね!
しかしその後はあまり稼げなくなったようです。
続いて出てくるのが、2003年1月から2005年3月までの2年3ヵ月で3,000万円を6,800万円に増やしたという成績です。
潜在意識を活用した最強の投資術入門のまえがきには、
2002年までは年間数百万円くらいしか稼げない投資家でした。しかし2003年は稼げる投資家に変身できました。3,000万円の資金で1,882万円の利益が出たと書いてあります。稼げる投資家に変身できた秘訣は、潜在意識を活用する方法を株式投資に意識して取り入れたことにあります
とも書いてあります。
これらから推測すると、株式投資を始めた頃はビギナーズラックで大儲けしたが、その後はあまり稼げなくなり、2003年に投資法を変えたことで大儲けできる投資家に変身できた!ということのようです。
2003年の投資リターンは62.7%ということになります。
そして2004年8月26日に、上記の 潜在意識を活用した最強の投資術入門 を出版しています。
つまり2003年に稼げる投資家に変身できたので、早速本を書いて出版しました!という感じです。
角山智さんもそう感じるんですが、たかだか1年良い成績が出たから自分は成功した投資家だ!と思い込めるメンタルの強さはさすがだと思いますね。1年ほどの実績で本を出しちゃったり、高額のセミナーを開催するとか凄いな〜と思います。別に本の内容を否定しているわけではないんですが、相場環境の良い時期に成績を上げるのはそんなに難しいことではありませんが、長期に渡って資産を増やすのは難しい面もあると思いますし、そういった人が本物の投資成功者だと思うんですが^_^;

1985年から1989年にかけてはバブル相場の時期で、ビギナーズラックで大儲けしたというのも頷けます。
その後は失われた20年が続いたので、なかなか儲けるのは難しかったでしょうね。
1999年から2000年にかけてITバブルと崩壊があり、日本の金融危機もあって2003年までは底なしに下がっていくという相場展開でした。それが2003年を底に一転して大きな上昇相場に転じます
石川臨太郎
特に小型株は上記チャートの通り大幅に値を上げていて、2003年1年で2倍〜5倍になる会社がたくさんあったことを覚えています。
つまり2003年に稼げる投資家に変身できたのは、相場環境が劇的に良くなったからではないか?と感じるわけです。私も2003年はもの凄く稼げる投資家に変身しています(笑)
あの頃の資産の増加スピードを思い出すと、稼げる投資家に変身できた!と勘違いしてもおかしくないくらい良い相場でしたね。
いい意味で勘違いすることも成功の鍵なのかもしれませんね^_^;

石川さんは今もご活躍の様なので、稼ぎ続けているのだと思いますが、本は2007年1月を最後に出していないようです。相場環境が悪くなると本も出せなくなりますよね。
2007年以降も毎月300万円以上稼げているのかな〜という部分が実は一番気になったりします。
しかし石川氏は本の中で、人の儲けを気にしてはダメだ!人のパフォーマンスなんてどうでもいいことです!とも書いているので、私もまだまだ未熟ですね〜(笑)
本を読んでもっと勉強させて頂きます!
   ブログランキングに参加しています → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
posted by アイル at 02:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年06月02日

集中投資は危険か?

私は中小型株に中長期視点で集中投資しています。
中長期的な成長性が高いのに、不人気業種だったり知名度が低かったりして割安に放置されている会社に集中投資しています。こういった条件を満たす会社はほとんどが小さい会社になります。
まずはこれらの私の定義を明確にしておきます。定義がずれていると話がかみ合わないので(笑)
オフ会などで話をしていると、私も長期投資してるんですよ〜と言われることもありますが、よく聞いてみると半年くらいは持ってます!とか1年くらいは持ってます!なんて人が多いので^_^;
会社では1年間なんて短期です!決算書でも1年以内に返済するものは短期借入金です!会社では短期計画は1年間、中期計画が3年間、長期計画と言えば5年〜10年計画を指しています。
株式投資は会社に投資している以上、時間軸も会社側と同じように考えた方が良いと考えています。だから1年を長期投資と言われると???と感じますが、トレーダーの方からすると1年間も持ち続けるなんてものすごく長期に感じるんだろうな〜とは理解できます。

私が投資する中小型株とは、時価総額が20億円くらいから50億円くらいをイメージしていますが、良い会社であれば時価総額100億円程度でも投資します。時価総額はある程度柔軟に考えています。
中長期というのは3年から5年くらいを想定していますが、最近はもっと長くても良いと考えています。私のポートフォリオの上位銘柄は、投資し始めてからすでに6年目を迎えていますが、会社の成長が見込めるならば慌てて売る必要はありませんし、まだまだこれからだ!と思っています。
集中投資については1銘柄ではなく2〜3銘柄くらいを考えています。これは投資に回す資金量によっても変わってきますが、個人投資家が継続的にフォローし続けられるのは3銘柄くらいが限度だと感じています。
今後主力銘柄に昇格させていく候補として、決算などをフォローしている銘柄は複数ありますが、集中投資銘柄とは調査にかけている時間や密度はまったく違います。同じような密度で5銘柄10銘柄とフォローしていくのは難しいと思いますし、その分1銘柄当たりに割ける時間も減ってしまいます。
分散投資をした結果、投資先に対する調査が甘くなって、当初期待したような成長をしなければ意味がありません。私は投資に専念できる体制が出来ていますが、それでも2〜3銘柄をフォローするのが限界だと思います。
株価が割安か?という判断は利益面から見た割安度を重視しているので、PERが基準になります。
株価を決める要素はたくさんありますが、中長期的な方向を決めるのは今後の利益成長なので、利益成長を重視しますし、割安度の判断も利益をベースに考えています。

なぜ「集中投資は危険か?」という記事を書こうと思ったかというと、パリテキサス氏が期待の若手投資家として一押しのダル♪さんが「集中投資の恐ろしさ」という記事を書いていたからです。
 集中投資の恐ろしさ ダル♪の真理を追い求める旅

反論するわけではないのですが、色々と言いたいこともあるので、ちょっとだけ反論してみます(笑)
集中投資が危険な例として、三栄建築設計の株価つり上げ問題を挙げていますが、これも兆候はあったと思います。2012年2月24日(金)に実施された三栄建築設計(3228)の立会外分売は失敗に終わりましたが、立会外分売を発表しているのに株価が上昇するとは変な値動きだな〜と感じました。まさか社長が株価を吊り上げていたとは思いませんでしたが、立会外分売で高く売り抜けたい大株主が仕掛けているのかな?とは感じていました。
 三栄建築設計分売失敗! 2012年02月26日の日記
上記記事の株価チャートを見ても、分売日に向けて株価が上昇していくのは変ですよね!
本題から少しずれました。集中投資について論じていきたいと思います。

集中投資は楽か?
これはやり方や考え方次第です。
良いと思う会社2、3銘柄を買って、あとは知らん顔なら楽かもしれません。
しかし投資後も継続して業績や戦略などをチェックし続けていくなら、楽とは言えないかもしれません。
また、本当に素晴らしい投資先が見つかれば、その会社について調べたり考えたりするのは楽しい時間になると思います。本当に素晴らしい投資先・投資タイミングというものは、そんなに頻繁に見つかるものではありません。だからこそ、そんな会社に巡り合えたら本当に楽しい経験になると思います。

2002年にゲオという会社に投資し始めた時も、できる限り調べた結果を元にゲオの今後について妄想を膨らませるのは本当楽しい時間でした。それを妄信というならその通りなのかもしれませんが、私はできる限り調べたうえで投資先の会社を信じることも大事だと思います。
最近も芸能人の浮気問題がワイドショーを賑わしているようですが、相手を疑い続けて毎日をすごすのか?それともお互いに十分調べて(笑)選んだ相手だから信じて毎日をすごすのか?
どちらが幸せなのか、楽しい毎日をすごせるのかは明らかだと思います。
もっと言えば、この人に騙されるのならしょうがないわ〜と思えるほどの相手に巡り合えたなら、それは本当に幸せなことだと思います。
本当に素晴らしいと感じる投資先に、素晴らしいタイミング(株価が割安な時期で投資資金もある時期)で巡り合えることはこんな感じだと思います。
この社長に騙されるならしょうがない、自分の力不足だ!と素直に思えるような社長、この会社のビジネスモデルでも成長できないならしょうがないな〜と思えるような会社、そんな投資先に巡り合えることは本当に幸せなことです。騙されたくはないですが(笑)
時には一目惚れで欠点が見えないまま買ってしまい失敗することもありますが、これは反省を繰り返しながら経験を積み重ねていくしかないと思います。集中投資で失敗するのが怖いから、という理由で安易に分散投資に走っていては、いつまで経っても会社や経営者を見極める目が育ってこないと思います。
私は少額からで構わないので、銘柄を絞ってこれだ!という銘柄を厳選して集中投資して欲しいと思っています。
妄信するのは必ずしも思考停止ではないと私は考えています。

そうは言いつつも、投資後も業績のチェックはきっちりとしますし、少しでも変調が現れるとIR担当者を質問攻めにしている(笑)ので、まだまだ妄信できていないのかもしれませんが、私の中では信じ続けるために気になる点は早めにチェックしていると位置付けています(笑)

ダルさんは、集中投資なみに心をこめた分散投資 を薦めていますが、2つの視点から論じてみたいと思います。

まずは いきなりこのレベルを目指すのは難しいだろう ということです。
では分散投資から始めて、徐々にそれぞれの銘柄に集中投資並みの心を込めていくのか?
あるいは心を込めた集中投資から始めて、徐々に銘柄を増やしていくのか?
ということになりますが、やはり心を込めた集中投資から始めていくのが良いと思います。
最初は銘柄を選ぶ能力も低いわけですから、多くの銘柄を選ぼうとすると余計に能力が分散することになり、張りぼてみたいな見た目だけ綺麗な銘柄ばかり選んでしまいそうです。まずは候補の中からできる限り厳選して1、2銘柄に絞って投資した方が良いと思います。
銘柄選定能力がまだ低いと十分認識したうえでリスク管理としては、投資資金の5%だけを使うなど投資額を抑えることで、失敗した時の影響を小さくすることが大切です。これを繰り返しながら徐々に銘柄数を増やしていくことになります。

もう一つの論点は、心を込めて投資したくなるような銘柄かつ投資タイミングもベスト!という銘柄が、そんなにたくさん見つかるのか?という問題です。
投資を始めた頃は、どの銘柄もいい会社に見えて、どれもこれも欲しくなります。私も最初はそうでした。まだ投資資金が少ないのに、あれもこれも欲しくて次々と売り買いを繰り返していました(笑)
そうしながら成功、失敗を繰り返し、今の投資法が出来上がってきたわけですが、今までの投資を振り返って感じるのは、繰り返しになりますが 本当に素晴らしい銘柄はそんなに多くはなかった!と言うことです。
なので1銘柄から始めて徐々に銘柄を増やしていくなら、上限を3銘柄程度に留めて、4銘柄目の候補が見つかったら、すでに投資済みの3社と比較してより良いのかどうか、十分に考え抜いてほしいと思います。どの銘柄よりも素晴らしい!と感じるのであれば、投資済みの銘柄から乗り換えることで3銘柄以内を維持するという選択肢もありますし、3銘柄よりも劣るのなら投資する意味はあまりないと思います。
それよりはすでに投資済みの銘柄の中からさらに厳選して買い増した方が良いと思います。

こう考えてくると、集中投資なみに心をこめた分散投資って本当に意味があるのだろうか?と感じてきます。
3銘柄に投資するのも分散投資だ!と言われればそれまでですが(笑)資金量にもよりますが、私は3〜5銘柄くらいまでなら集中投資だと考えています。
自分の考えに固執しすぎだ!と言われるかもしれませんが、私は今後も中長期スタンスの集中投資を続けていきますし、こうした投資方法もある!ということを発信し続けていきたいと思います。
そのためにも銘柄選定能力をさらに高めて、結果を出すことも大事ですよね!
   ブログランキングに参加しています → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
posted by アイル at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月07日

最近のネット証券のキャンペーン

最近の大手ネット証券のキャンペーンを見ると、日本の証券会社は投資家の育成なんてこれっぽっちも考えていないんだな〜と感じてしまいます。
松井証券は
デイトレーダーの皆様、最高の舞台をご用意しました。手数料0円、金利0〜2% デイトレ放題!
と題して、デイトレードを前面に押し出してキャンペーンを行っています。
詳しくは下記↓ページをご覧ください。

デイトレードが悪いわけではありませんが、トレードよりも投資の普及にもっと力を入れて欲しいのにな〜と感じてしまいます。日本で投資がなかなか根付かなかったり、投資はギャンブルだ!とかいかがわしい!などと思われてしまうのは、証券業界の体質にも問題がありそうです。
デイトレーダーの皆様向けに手数料をゼロにしたり、金利をゼロにするのもいいですが、個人投資家向けに株式の買付手数料をゼロにするなどのキャンペーンもぜひ行ってほしいものです。
大手のネット証券なんですから、日本の個人投資家育成につながるようなキャンペーンもぜひ考えてほしいですね!

カブドットコム証券は信用売りと現物買いを組み合わせた株主優待取りを推奨しているようです。
バナー広告などでそんな案内をよく見かけますが、こんな裏ワザ的な投資方法が日本の証券市場のためになるのでしょうか?
売り建てと現物株を持っていて実質的に持ち株がゼロの場合、本当にその人は株主なんだろうか?と疑問に感じてしまいます。こんな裏ワザを使って株主優待権利だけを取るような人が増えてくると、上場会社としては株主優待コストが膨らむ一方になるので、株主優待は止めてしまおう!ということになりかねません。
会社の利益は本質的には株主のものですが、会社の利益を流出させるようなことを株主がしていることになるわけで、本末転倒な感じがします。自分だけが得をすればいいという考え方ですね。
こんな裏ワザをわざわざ大手ネット証券が推奨するのはおかしいと思いますし、こんな裏ワザは金持ち兄さんに任せておけばいいと思います(^_^;)

ゼロサムやマイナスサムの世界では、誰かが金持ちになればそれ以上に貧乏になる人が出てきます。限られた富を奪い合うことになるので、他人を蹴落とさないとお金持ちになれないことになります。
取引する気もないのに報酬目当てで家族名義まで使ってFX口座などを開設するのは、FX会社の利益を強奪しているだけでなんのプラスにもなりません。それどころか仲介者にも二重に報酬が支払われるので、FX会社の損失は計り知れません。上場FX会社の株主としてはいい加減にしろ!と言いたくもなります。
こんな顧客獲得キャンペーンをやっているFX会社が一番悪いわけですが、いい加減こんな意味のないキャンペーンはやめて欲しいものです。

金持ちを目指すにも色々な方法があり、私はマイナスサムの世界で金持ちになりたいわけではなくて、プラスサムの世界で超富裕層を目指したいと思っています。

新しいサービスや新しい商品を開発して業績を伸ばしたり、業績不振の企業を立て直したりすると、生活が便利になったり雇用が増えたりして経済を大きくします。そんな成長企業に投資して、業績が伸びるとともに株価も上がっていく!というのが私の理想的な展開です。
そんな中長期投資にじっくり取り組む個人投資家がもっと増えると嬉しいですし、大手証券会社には個人投資家を育成するようなことも、もっと考えてほしいな〜と思います。
   ブログランキングに参加しています → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
posted by アイル at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年02月27日

インフレに行動を切り替える

自民党政権に代わり、アベノミクスでインフレ期待が高まっています
日銀総裁人事とも絡んで一層の金融緩和期待も高まっており、円安が進んできました。イタリアの選挙後はユーロ危機の再燃懸念も高まり円高方向に動いていますが、大きな流れは円安方向の様です。
円安になると日本では物価が上昇しますが、灯油やガソリン価格には明確に表れています。1月に18L1,790円だった灯油の移動販売も、現在では1,850円に上がっています。1ヵ月間で3.35%の値上げですからかなり大きな値上がりです。毎月数十円ずつの値上がりではあまりインフレを実感しないかもしれませんが、それがインフレの一番怖いところです。気付かないうちに徐々に資産が減ってしまうわけです。
適度なインフレは経済を成長させますが、適度にインフレをコントロールするのは非常に難しいと思います。円安が進めば自然とインフレに向かっていくので、デフレからインフレに考え方・行動を切り替えていかなければいけないわけですが、これがなかなか難しいと実感しています。
灯油の買い方でもそうで、インフレを意識していたのなら昨年の11月頃に2ケース位買っておいても良かったわけです。それが出来ていないのはまだまだデフレ思考が染みついているからだと思います。

昨日は株主優待でレ・ミゼラブルを見てきましたが、帰り道でディスカウントストアに立ち寄ってみました。
このディスカウントストアは店頭で期限切れ間近の商品の特売を行っていて、時々掘り出し物が見つかりますが、昨日は贈答品のカルピスが並んでいました。たぶん昨年のお中元商品だと思いますが、賞味期限が4月頃の4本セット650円、6本セット800円で売っていました。前からカルピスは狙っていた(笑)ので、4本セットを買ってきましたが、帰ってから箱を開けてみたら、賞味期限が6月でした。展示されてた見本品は賞味期限が4月だったので、2箱も買っても飲めないな〜と思い1箱にしましたが、6月ならもう2箱くらい買っても良いな!と思い、明日また買いに行こう!と考えました。この考え方が甘いですね(^_^;)
予想通り今日買いに行ったら、カルピスは影も形もなく売り切れていました(笑)
インフレ時代の鉄則はある時に買え!です。
明日でいいや!とか、もう少し待っていればもっと安くなるだろう!などという考え方は、デフレにどっぷりと浸かった考え方であり、インフレ時代には通用しません。
インフレ時代はお金の価値が徐々に低下するわけですから、お金で持つより価値が減らない物に代えることが大事です。貯金するよりも株式や不動産などに投資した方が良いわけで、投資の面でも考え方を変える必要があります。
頭では分かっているつもりでも、長年続いたデフレ時代の考え方・行動を変えるのは容易ではないですね。
だいたいカルピスの賞味期限なんて数ヵ月過ぎても問題ないでしょうし、昨日のうちにすぐに買いに行くのがインフレ時代の行動です。こういった経験・後悔(笑)を積み重ねながら、インフレ思考が身に付いていくんでしょうね。良い勉強だと思い、今後の行動に結び付けていきたいと思います。
トヨタのCMで「いつ買うか?今でしょ!」というのが話題になりましたが、まさにインフレ時代のCMですね!
 ナビ代5万円プレゼントCM「いつ買うか?今でしょ!」 ユーチューブ
このCMを繰り返し見れば、潜在意識に刷り込まれてインフレ思考が身に付きそうです。
インパクトもありますし、何度も「今でしょ!」と言われると、かなり強烈に効きそうですね!
結果的にトヨタの車を衝動買いしてしまっても責任は取れませんので、自己責任でご覧ください(笑)

最近の株主総会では円安への対応策についての質問がよく出ますが、2〜3ヵ月で価格に転嫁していきたいという会社や、為替予約をしているので半年くらいは問題ないという会社など対応はそれぞれです。
為替予約の影響ですぐには価格に反映されていないかもしれませんが、確実に仕入れコストは上昇してきており、消費者がインフレを実感するようになるのもそんなに先ではないと思います。
今のうちからインフレ思考に切替えていく意識付けが大事だと思います。
来シーズン用の灯油も買っておこうかな?少々質が低下しても使えないわけではないので(笑)
いつ買うか?今でしょ!(笑)
   ブログランキングに参加しています → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

この話には後日談があって、毎日のように新しい商品が登場するので翌日も店頭を覗いてみました。
店内をじっくりと見て回っていると、店頭の奥の方にカルピスを発見しました!
上記CMを繰り返し見てインフレマインドを高めていたので、もちろん買いました(笑)早速箱を開けてみると、見本品の通り賞味期限が4月中旬だったので4本入り1箱に留めました。あと2箱残っていましたが、さらに翌日店頭を覗いてみると、すべて無くなっていました。お得な商品はすぐになくなりますね!
まさに、「いつ買うか?今でしょ!」 です!
ただ何でも買えば良いというわけではありません。買ってもいいのは、
 近い将来必要となるもの
 長期間に渡って使用するもの
 賞味期限の長い食品など
 今後価値の上がっていくと考えられるもの (不動産、株式、商品など)
 あるいは今後も価値を維持すると考えられるもの

インフレ時代は金の価値が継続的に落ちていくので、いよいよ貯蓄から投資への重要性が高まってきます。
投資について学び、実践するのも大事です。
ぜひ今週末開催のキャッシュフローゲーム会に遊びに来てくださいね。投資について学びましょう!
 名古屋キャッシュフローゲーム会 3月9日(土)13時から 
   いつ申し込むか? 今でしょ! (笑)
posted by アイル at 22:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月15日

流動性が低い株の売却方法と考え方

私は利益面から見て割安な小型成長株に中長期投資するのが基本的なスタイルですが、流動性が低いのが難点の一つです。ただどんな不人気株でも、企業が成長を続けていればいつかはスポットライトが当たる時がやってきます
その時には人気化して株価が上がると同時に出来高も急激に増加するので、買う時には流動性が低かったとしても売る時には問題にならないはずです。下記の前回の記事ではゲオの例を元に説明しています。
   → 流動性が低い株への集中投資

今回はもう一つの売却方法について考えてみますが、その前にもう一つ例を挙げて説明します。
下記株価チャートは2002年までのファーストリテイリングの株価と出来高の推移を表しています。
流動性が低い株への集中投資
ユニクロもよくセミナーでお話ししている事例ですが、1998年までは株価も低迷して出来高も少なかったことが分かります。この頃はスポクロやファミクロというブランド展開をするなど、ユニクロも迷走していた時期で、業績・株価とも低迷していました。98年2月には立派な本社ビルを建てていて、本社ビルのジンクスはファストリでも逃れることはできませんでした(笑) 97年頃までは業績も絶好調でしたが、当時は今はなき広島証券取引所に上場しており、業績が適正に評価されているとは言えませんでした。
そんなユニクロですが、98年秋には1,900円の低価格フリースがブームになりだし、同じく11月には原宿に大型店舗を出店してテレビでも話題になりました。フリースブームで業績も大幅に伸び、99年2月には東証1部に上場となりました。これらの効果でユニクロの知名度が全国的に高まり、出来高が増加するのに比例して99年半ばから株価は急騰しました。
上記の株価チャートでは99年前半はあまり株価が上がってない様に見えますが、その後の上げが凄いだけで99年前半もかなりの上昇でした。ただあまりにも高値まで株価が上がったので、その後の反動減も大きくなっています。高値圏では株価の変動も激しくなっており、株価上昇に有頂天になって買い増しなんかしてしまうと大変なことになります。
実際ITバブルの時には保有していたスクウェアなどのゲーム関連株も急騰しましたが、高値からの下落時に買い増して痛い目に遭いました(^_^;)
ユニクロも上記チャートの通り、まさに急騰!という上がり方で売り時の判断は本当に難しいですが、何回かに分けて売るくらいしかないと思います。ユニクロは本当に売りにくい値動きをしていますね(笑)
それ以前に愛着を振り切って売るという判断をすることは本当に難しいと実感しています。

流動性の低い株もいつかは来るはず(笑)の人気化した時に売るというのが基本ですが、最近はもう一つの売り方も考えています。この売り方ができるのは割安成長株の中でもさらに厳選された一部の銘柄にしか適用できない方法ですが、まさに長期保有に相応しい売り方だと思います。
長期投資であればウォーレン・バフェットのように永久保有という考え方もあるわけですが、個人投資家では永久保有というのは難しいと思います。資産が増えて結果的に永久保有という可能性はありますが、当初から永久保有を目的に投資するのは困難です。
私がいま考えているのは、将来の年金代わりに小型成長株を買っておくという考え方です。

例えば株価千円程度で100株単位の銘柄だと、1単位の投資額は10万円になります。将来10年間くらいは個人年金が欲しいとすると、毎月1単位ずつ売っていくためには12ヵ月×10年分で120単位(12,000株)が必要になります。現時点では1,200万円が必要になるわけですが、流動性の低い株なので一気には買えません。収入がある現役時代に少しずつ買っていくわけです。120単位買うためには投資に回せる資金量により、1年で買える場合もあれば10年近くかかることもあるかもしれません。
そして老後の資金が必要となるまで投資先企業の成長を厳しく見守り(笑)、生活費の足しとして必要になった時期から、毎月100株ずつ売っていくわけです。どんなに流動性が低いと言っても、業績の良い成長株であれば月に1単位も売買できないということはないと思うので、流動性が低いことは売却時にも問題になりません。さらに言えば、投資を始めた時は小型成長株ですが、30年も安定成長を続ければ立派な大企業になっているはずで、流動性も抜群の会社に成長していると思います(笑)
この投資法は30年から40年も投資し続ける本当に長期投資になるので、それくらい長期に渡って安定した成長を続けられるような会社を厳選する必要があります
個人積立年金は現状では非常に低金利であり、インフレリスクにも弱いですが、この年金投資法の良いところはインフレリスクにある程度対応できるということです。選ぶ会社にもよりますが、一般的にはインフレになれば企業業績も伸びるので、インフレ率程度の株価上昇は期待できます。さらに投資時点では割安な小型成長株ですから、長期に渡って安定成長を遂げた暁には、かなりの株価上昇も期待できます。株式分割などを行っていれば持ち株数が4倍くらいになり、10年間の年金のつもりが40年分の年金になっているかもしれません(笑)
インフレを差し引いても現状の10万円よりはるかに価値ある金額が毎月手に入るかもしれません。
これは選定した銘柄が期待通りに成長を続けて行った場合なので、こんなにうまくいかないケースももちろんあるので、慎重に投資銘柄は選ぶ必要がありますし、投資後も厳しく会社を見守り言うべきことはきちんと言っていかないと、将来に備えた個人年金が消えてしまいます(^_^;)
このくらい自分の将来の生活が懸かっていれば、投資先企業選定も真剣になるでしょうし、投資後も厳しく見守っていくことになると思います
長期に渡って成長する会社を探すのはなかなか大変なので、1社ではなく3社くらいを厳選して投資した方が良いと思います。投資し始めてから厳しい投資基準から外れる様であれば、銘柄の入替も検討する必要があるので、入替候補銘柄を探す努力も続けた方が良いので、真剣に取り組むならそんなに簡単な投資法ではありませんが、将来に備える投資という点では努力するだけの価値はあると思います。
将来の年金代わりにすることを目的に長期投資していても、時には人気化して株価が非常に割高になることもあります。そういった時の判断は難しいですが、割高な株価を維持し続けることは無理ということを考えると、一部を売却し下がったところで買い増しするという対応もありだと思います。
厳しい投資基準は守りながらも柔軟な対応も必要です。
流動性が低い株への集中投資
私の中で年金投資法銘柄の候補が葬儀会社のティアです。株価は堅調に推移していますが、出来高を見る限りまだ人気化はしていません。本当に人気化して上がる時はこんな角度ではありません(笑)
ティアは成長意欲の高い葬儀会社であり、まだ名証2部上場です。関東にも進出を始めましたが、まだ関東圏での知名度が高いとは言えません。今後関東でもティアの葬儀ビジネスが拡大し、徐々に知名度が上がってくれば、それに比例して業績、株価とも上がっていくと期待しています。
葬儀ビジネスは日本では成長産業であり、2040年まで死亡者数は増加していくと予測されています。葬儀ビジネスに真面目に取り組んでいる会社は、長期的な成長が期待できます。
ティアについては投資情報中心にまとめたブログを作っています。
 → ティアイズム〜葬儀会館ティアTEAR情報
ティアはずっと応援していますが、時に厳しい意見が目立つのも年金投資銘柄と考えているからです。
長期に渡って投資する会社は小さな綻びも見逃せませんし、より良い会社になる不断の努力を続けてほしいと思っています。その分会社を見る目も厳しくなるわけです。
ティアの冨安社長は会社説明会などの場で、ティアは急成長するような会社ではないが、安定した成長を続けていく会社なのでぜひ長期視点で投資して欲しい、と説明していますが本当にその通りだと思うので、30年、50年と長期に渡って成長を続けてほしいと思っています。
そうなれば私の年金も安泰です(笑)

投資法は1つに絞る必要はないので、年金代わりの長期投資と併せて、もう少し期間の短い3〜10年くらいの中長期投資も行っています。給料や中長期投資で着実に資産を増やし、年金投資銘柄の買い増し資金を準備していく感じです。
そんな中長期投資銘柄の中から年金投資に適した銘柄も見つかってくると思っています。
それぞれ自分に合った投資手法を組み合わせながら、投資の世界を楽しんでほしいと思っています。
   ブログランキングに参加しています → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
posted by アイル at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年01月14日

流動性が低い株への集中投資

私は利益面から見て割安な小型成長株に中長期投資するのが基本的なスタイルです。
そしてあまり分散せずに集中投資しています。
集中投資の場合銘柄選定が一番重要になるので、自分で会社を分析して銘柄選定する経験が少ない投資の初心者にはあまりお勧めできませんが、それでも個人投資家が株式投資で資産を増やすには小型株への集中投資が一番適していると考えています。
知名度が高くて安心感のある大型株ではなく、あえてまだ企業としては脆弱な面もある小型株に投資するのは、成長性を重要視しているためです。そしてアナリストなどがウォッチしていないので割安に放置されている可能性があるからです。
グローバルに展開していて売上が1兆円もある会社が売上を2倍にするのは大変ですが、地方だけで事業展開していて売上が100億円程度の会社なら、売上を倍にするのはそれほど難しくありません。特にサービス業であれば事業展開エリアを広げていけば業績を伸ばすことは可能ですし、個人投資家でも企業の将来の姿をイメージしやすいというのも大きな利点になります。

実際に割安な成長株にはどんな会社が多いかというと、業種ではサービス業が多くて、地方の目立たない会社で地方市場やジャスダック市場、大証2部などに上場しているケースが多い様に感じます。
成長性があるのに割安に放置されているということは、会社自体の知名度が低いか、人気のない業種に属している、あるいはその両方に該当することが多く、ほとんど誰も知らないような不人気会社になります。
割安な銘柄はたくさん放置されていますが、その中から成長性のあるダイヤモンドの原石の様な会社を探し出さなければなりません。
ダイヤモンドの原石かどうか見分ける重要なポイントは経営者です!
経営者に成長意欲がないと会社は成長しませんし、成長しない会社の株価は上がりません。
経営者にとって自分が創業した会社を上場させるというのは大きな目標であり、大きな達成感も感じると思います。上場により保有株の価値も大幅に上がるのでそれなりの財産も築けます。
こうしたことから、上場がゴールになってしまう経営者も少なからずいます。
もっと悪質(笑)なケースとしては、相続対策や換金目的(^_^;)、資金繰り目的?と感じるような会社もあります。もちろんそんなことはおくびにも出しませんが(笑)
なので経営者を見分ける目が必要になってきます。そのために私はできる限り多くの会社の株主総会に参加し、直接経営者の方々を見るようにしています。そしてできる限り質問もするようにしています。
こういった蓄積が徐々に経営者を見極める能力の向上につながるといいなと思っています。

こういった不人気銘柄はほとんど売買がされておらず、流動性が非常に低いというのも共通した特徴になります。買う時もまとめて買うのは不可能であり、1単位ずつ少しずつ買い集めていきます。満足できる株数が集まるまでに半年から1年かかるようなケースもあり、買う時にも忍耐が必要になります(笑)
忍耐力がないと自分の買いで株価を急騰させてしまい、高い買い物になってしまいます(^_^;)

不人気銘柄を買うわけですから、すぐに人気化することはほとんどなく、買ってからもさらに忍耐の日々が続きます
中長期投資は何はさておき忍耐力がないと始まりません!
こんなスタイルですから、周りからはそんな流動性の低い株をたくさん買って大丈夫なの?身動き取れないんじゃないの?どうやって売るつもりなの?などと心配されたり質問されることも多いです。

確かに流動性が低いのですぐに売ることは不可能です。ストップ安覚悟ならそこそこ売れるかもしれませんが、希望する値段で売ることはまず不可能です。流動性が低い株に投資する場合は、忍耐力とともに資金面でも忍耐力の高いお金が必要です(笑)使う予定のない本当の余裕資金でないと、じっくり中長期投資を行うことはできません。
ただ売る時のことは実はあまり心配していません

株式も不動産も何でもそうでしょうが、投資や商売の基本は安い時に買い高い時に売る ということですが、安い時とは人気が無くて誰も見向きもしない時なので、自然と流動性が低くなります。
そんな不人気株でも会社自体が成長していけば、いつか注目を集める時がやってきます!どのくらい待てば脚光を浴びる時が来るのかは分かりませんが、注目が集まり人気が出てくるとさらに買いたい人が集まってくるので、株価の上昇とともに流動性は飛躍的に高くなります。なので人気化した時にうまく売れば、流動性を気にすることなく売却することが可能です。
流動性が低い株への集中投資
上記はよくセミナーでもお話ししているゲオのチャートですが、私が主に買っていた2002年頃までは、出来高も少なく流動性の低い株でした。しかし業績は好調に推移していて、2003年には2分割を2回も行うなど投資家の注目を集める出来事もあり、さらに2004年1月には東証1部に上場しています。
こうしたイベントを経ながら株価は大きく上昇し、それに連れて出来高も増加しています。
このように買うときは大変でも、きちんと成長を続けていけばそのうち人気化する時が来て、売る時には苦労しませんでした。こうした経験が今の投資手法につながっています。
ゲオも2002年当時は非常に割安で、同業のカルチャーコンビニエンスクラブCCCと比べてPERで半分以下でした。成長性はCCCよりも高いのにです!
不人気で割安株だからこそ、人気化した時の上昇率も高くなるわけです。

先日出席したパラカの株主総会でも、パラカ株の流動性が低い!という株主からの指摘に対して、内藤亨社長が同じことを言っていました。
   パラカ2012年株主総会レポート
我慢できるかどうかがリターンの差になってきます。
この投資手法で難しいのは、人気化するまで待つ忍耐力の部分と、人気化した時にきちんと利益確定することです。不人気の時に少しずつ買うのは何も難しくないですが、なかなか人気が出ない株を将来性を信じて持ち続けることは、できる人とできない人がいます。これは個々人の性格や考え方などの影響が大きいと思います。
特に難しい手法ではないですが、忍耐力が必要なので誰にもできる投資手法というわけではありません

さらに難しいのが人気化した時点で売却することです。
長く株主として会社を応援してくると、不人気の頃から知っているだけに愛着が強くなり、人気化すると「今ごろになってやっと俺の先見性の高さが分かったか!この会社の評価はこんなもんじゃないぞーーー!」と鼻息が荒くなり、有頂天になってしまい、高値圏で少し株価が下がると調整と思い込んでさらに買い増したりしてしまいます(^_^;) 愛着の高い会社を売るというのは本当に難しいものです。
この部分が私の課題でもあります(笑)
流動性が低い銘柄の売却方法について、最近また違った発想も浮かんできたので、次の記事に考え方をまとめてみます。
   流動性が低い株の売却方法と新たな考え方
   ブログランキングに参加しています → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
posted by アイル at 14:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月31日

2012年の株式投資を振り返る

もうすぐ2012年も終わりますね!
この中長期投資で超富裕層を目指そう!ブログは、今年の2月中頃から一般公開を始めましたが、私が気になる会社の決算分析や気になるニュースに対する感想などを記事にしてきました。
メインブログである株主総会に行こう♪に関連した株主総会事件簿などのシリーズ記事も掲載するなど、株主総会に出席して気になった会社のその後の業績推移を追うなど、補完しあう様な位置づけでもあります。
また日々感じたことや株主優待での食事など気ままな日記的な内容もあり、株式投資に興味のある方なら幅広い方々に楽しんでもらえるのではないかな〜と思っています。
2012年も多くの方々にご覧いただきましてありがとうございました。
来年もさらに内容を充実させていきますので、今後ともよろしくお願いします!
2012年投資パフォーマンス
2012年の株式市場を振り返ってみると、2011年11月末頃から日本株は底打ち上昇に転じ、日経平均は2012年3月まで、小型株は2012年4月まで順調な値動きが続いていました。今年は凄いパフォーマンスが出るぞーーー!と強気一辺倒になったところで5月から急落し、20%30%の下落は当たり前!という修羅場と化しました。上記のチャートを見ても年初からの貯金をすべて吐き出した感じで、まさに往って来いという相場になりました。当時はあまりの急落に青くなりましたし、調子に乗らずに一部は利確しておけば良かったと激しく後悔もしたものです。その後も株価が戻ればまた下がるというボックス圏の値動きが続き、4月までの相場と比べるとストレスを感じる相場環境だったかもしれません。
そんな中で11月に野田総理(当時)が衆院の解散に打って出て、一気に相場環境も激変しました。
上記のチャートに如実に現れているように、円安が進行し輸出型大型株中心に株価が大きく反発し、日経平均株価は大幅に上昇しました。11月中頃からの急騰は目を見張りますね!
日経平均株価は1年間で22.9%の上昇となりました。
一方で内需が中心の小型株は物色の圏外となり、あるいは大型株に乗り換えるための売りも出たりして、さえない動きが続きました。12月中旬頃からは内需系小型株中心に業績下方修正も次々と発表されるなど、夏の後半から秋にかけて日本国内の景気はかなり悪かったようです。
この辺りも小型株の人気が盛り上がらない一因となっています。

このような相場環境のなか2012年のパフォーマンスはどうだったか?というと、過去2番目に高いパフォーマンスを残すことができました。資産額も2004年前後の小型株バブルやリーマンショック前のピークを超え、過去最高を更新することができました。やっと再スタートラインに立ったという気持ちで2013年も楽しみながら株式投資と向かい合って行きたいと思います。
過去2番目とはいえ1番良かった2003年は異常値とも言えるようなリターンなので、今年の成績には満足しています。しかし個人投資家のパフォーマンスランキングを見てみると、南さんは177.7%!という恐るべき数値を叩き出しており、上には上が居るな〜という感じです。
今年の成績には満足しつつ、さらなる極みを目指して行きたいと思っています。
2013年は少しでも南さんの域に近づく!という無謀な(笑)高い目標を掲げて頑張ります!
2012年投資パフォーマンス
2012年の私のポートフォリオを振り返ってみると、なんと言ってもVTホールディングス(7593)が大きく寄与してくれたことが分かります。年初から2.5倍になっており、VTに投資していなければパフォーマンスは大きく落ちていました。しかし上記チャートを見てもよく分かるように、非常に値動きが激しくて持ち続けるのが困難な銘柄です。私も何度か振り落とされたり、高値での買戻しをしてしまったりするなど余計なことをしてパフォーマンスを落としてしまいました。ただ持っているだけで2.5倍になったのに馬鹿なことをしたものです(^_^;)うまく波を捉えてパフォーマンスを上げようと慣れないことをして失敗しました。
しかしただ持っているだけでは南さんに近付くことは難しいと思うので、波乗りもレベルアップしていくことが2013年の課題ですね!
一方でティア(2485)は安定した上昇トレンドが続いた1年でした。こちらは関東進出など好材料も出たので、もっと上がってもいいのに!とじれったく感じることもありましたが、今年の激しい値動きの中でも安定した値動きを続けていたので、心の安定剤的な役割も果たしてくれました。
ティアは1,000円が壁になっていて、50%程度の上昇で終わるのかな〜という感じでしたが、最後の最後に急騰して80%近いパフォーマンスを叩き出してくれました。
一六堂(3366)は好業績と東証1部上場という材料もあり株価倍増を期待していましたが、東証1部上場承認発表がピークとなり、その後は軟調な値動きが続き期待外れとなってしまいました。ただ下記の記事でも同業他社と比較していますが、一六堂が一番割安感があり株価上昇の可能性がある会社だという考えは変わりません。
   居酒屋銘柄株価比較 2012年12月29日
12月中旬の一六堂の株価急落は、私の中では新興市場の株式投資ショック!と名付けています(笑)

ともあれ3銘柄とも日経平均株価やジャスダック平均を大きく上回るパフォーマンスとなっており、2012年の資産増加に大きく貢献してくれました。もしこれらの銘柄を保有していなかったら、日経平均を大きく下回る惨憺たるパフォーマンスになっていました(^_^;)
VTとティアは5年以上の付き合いになりますし、一六堂も2年以上の付き合いです。これからも末永いお付き合いをして行きたいと思っていますが、今後はただ保有し続けるだけではなくて、売買しながらパフォーマンスを上積みできるようにしたいものです。
波に乗ったつもりが飲み込まれてしまう恐れも十分ありますが(笑)
2013年の株式市場にも期待したいと思っています。ブログともどもよろしくお願いします。
   ブログランキングに参加しています → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
posted by アイル at 00:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月25日

妄想が止まらない!

最近寝不足が続いています
早めに寝ようと思うんですが、いろいろ考え事をしていると妄想が膨らみ(笑)眠気が吹き飛んでしまいます。
5月21日は朝7時から金環日食だったので前日は早めに寝ましたが、やはり妄想が爆発してなかなか寝付けず、4時過ぎに寝るのを諦めて起きだす始末です。
今は株主総会も中休みという感じなので早起きする必要はないのでまだいいんですが、寝ようとすると妄想が膨らみ興奮状態で寝れなくなるのは困ったものです。

妄想と言っても株式投資関することであり、特に一部の投資先の会社についての妄想が激しいですね!
中小型株中心に株価が暴落しはじめた今月初め頃から妄想が加速しているように感じます。
妄想が加速しているのは、現実化する時期が近付いているということなのか、はたまた株価暴落からの現実逃避なのか気になりますね!
もちろん妄想が現実化するのを期待しています

妄想と聞くと馬鹿にする人もいると思いますが、最近感じるのは中長期投資には正しい妄想が欠かせないということです。
妄想というのは投資先の将来の姿を(過度に!?)ポジティブにイメージすることですが、だからこそ目先の株価の乱高下にも影響されず、将来の姿を信じて長期で持ち続けることができるのだと思います。
正しく妄想する(笑)ためには投資先についてよく調べることが重要です。正しい情報を元に将来の姿を妄想するわけです。
過去の投資を振り返ってみても長期投資で成功したケースでは、自分なりに調査を尽くしたうえで将来の姿がしっかりと妄想できた場合、日々ワクワクしながら妄想が実現するのを楽しみに待つことができ、少々の利益で手放してしまったり、損切りしてしまうことを避けられるのだと思います。
妄想の前提が間違っていると株価が大きく下落し損失が拡大してしまいますが、私の場合は5年前後で5〜10倍になる可能性のある会社に投資しようと考えているので、株価が1/10になってしまうような銘柄があったとしても、数銘柄が妄想通りになれば全体では十分なリターンを享受することができます。
銘柄選定能力を高めるとともに、正しい妄想力も身に付けていきたいですね!
寝不足になってしまうのは困りますが^_^;
   ブログランキングに参加しています → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ

いよいよ明日5月26日(土)には財満さんもデビュー予定であり、ますます妄想が加速しそうです(笑)
そして明日はさらに妄想をたくましくするために(笑)あの会社の視察にも行ってきます。
良い話が聞けるといいですね\(^o^)/

今日の午後は外出していましたが、半分寝ているような感じで自分でもヤバいな〜と感じました。
寝不足解消のために今日こそは早く寝ます!
posted by アイル at 12:18| Comment(2) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月14日

ゲオ前役員陣を提訴!

2011年7月の取締役間の内紛発生から追い続けているゲオですが、遂に前代表取締役を含む3名の取締役に対し、損害賠償請求を提起したと発表がありました。
ゲオの内紛劇については下記の記事をご覧ください。
   ゲオの内紛劇 第一報

一部見当外れの内容もありますが、おおまかには最初に感じた違和感が正しかったと思います。
こんな的外れなことを書いていると恥をかくぞ!というような、警告なのか脅しのようなメッセージも届きましたが、振り返ってみると思わぬところから痛いところを突かれたので、そんなメッセージを書き込んだのだろうな〜と感じます。

内紛劇は、沢田喜代則会長、森原哲也社長、久保田貴之副社長を中心とする沢田派と、創業社長の息子の遠藤結蔵取締役、大橋一太取締役を主とする遠藤派の間で勃発しましたが、大きな流れで見ると沢田派が特定の新聞などのメディアを使って大々的にネガティブキャンペーンを行ったのに対し、新聞などのメディアで取り上げられることが少なかった遠藤派は、大株主を説得して社外取締役を入れることで、経営権を取り戻そうと動きました。
最終的に2011年10月13日(木)に開催された臨時株主総会で、遠藤結蔵取締役が提案した社外取締役5名が賛成多数で選任され、お家騒動は実質的に決着となりました。
意外と質問も少なくあっさりと終わってしまった臨時株主総会の様子は下記のレポートをご覧ください。
   ゲオ(2681)2011年臨時株主総会レポート

その後10月27日に代表取締役だった沢田喜代則会長、森原哲也社長が代表取締役を外れ、遠藤結蔵取締役が代表取締役社長に就任しました。11月28日には森原哲也取締役副会長が一身上の都合により辞任し、12月16日にはゲオ及び元関係会社における調査結果等の報告が開示され、それを受けて12月21日には沢田喜代則会長、久保田貴之副社長の2人が辞任し、沢田派がゲオから一掃されました。12月21日には大橋一太取締役も辞任しています。
翌12月22日には特別委員会から、不正な支出に深く関与した者に対しては、民事訴訟の提起及び刑事告訴の要否について慎重に検討を加えるべきと提言を受け、管理部門の執行役員などが降格処分となっています。総務部門担当執行役員は辞職するなど経営陣の入替が進みました。
こういった経緯を経ての今回の沢田喜代則氏、森原哲也氏、久保田貴之氏に対する損害賠償請求提訴になります。
3者はゲオの取締役会の決議を得ずに一部の取引先に対して多額の支出を行い、損害を被ったとして総額465,393,500円とこれに対する遅延損害金を請求しています。

この間の株価推移を見ると、ネガティブキャンペーンが激化した8月以降は株価も下落しました。
ゲオ株価
特に臨時株主総会までは両陣営の攻防が激しくなり、ゲオは大丈夫か!?という感じになり、株価も急落してしまいました。臨時株主総会が大荒れになるのではないかと心配して売られたのだと思います。
その臨時株主総会が波乱なく終わり、社外取締役が無事選任されたことから、ゲオの経営に対する安心感が出てきて、株価も回復傾向となりました。

最近の株価は全体相場の好調にも乗って上昇トレンドが続いており、早くお家騒動勃発前の水準を回復してほしいですね!
   ブログランキングに参加しています → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
ラベル:ゲオ内紛
posted by アイル at 21:56| Comment(2) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月02日

思い通りに動かない株価

私はその会社の理念や内容を重視しつつ、業績や割安感をもとに投資タイミングを判断していますが、なかなか株価は思い通りに動いてくれないものです。割安度を重視して投資するということは、必然的に人気の無い時期に投資することになりますから、株価が上がるには時間がかかるわけで、いつ頃上がり始めるのかは分かりません。中長期投資なのでこれは覚悟の上ですしじっと待つしかありません。
じっと待つと言いながらも、四半期決算を分析したり、株主総会に出席して質問するなどじっとはしていないんですけどね(笑)
思い通りに動かない株価というタイトルは、長らく待った末に株価が動きだし人気化して上がり始めてからの株価の動きに対するぼやきです(^_^;)
人気化するまでじっと待つことはそれほど苦にならないんですが、上がり始めてからの利益確定のタイミングは本当に難しいですね。私の場合は売るのが早すぎるというより、遅すぎて売り時を逃すケースが圧倒的に多いように感じます。
このあたりも根っからの中長期派なのかもしれません(笑)
とはいえこの点には十分に注意しないといけないと思っています。

最近動き始めたVTホールディングス(7593)もそのような値動きになってきました。
VTホールディングス
別のブログで下記のような記事を書いたばかりだけに、専門外のことに手を広げすぎて恥ずかしいな〜と思っています。にわかチャーチストでは株価の動きに太刀打ちできませんね(^_^;)
   2012年2月の新車販売実績

330円前後から505円まで駆け上がった株価も、昨日・今日で崩れてしまったように見えます。
たとえ割安感があっても、人気化した株は人気がなくなればまた下がってしまうんですよね。本当に利益確定のタイミングは難しいです。
株式投資は買うのは簡単ですが売るのは本当に難しいことです。
株式投資で利益を出すにはいかに安く仕入れるかが大事であり、安く買えば利益になる確率が高まるわけですが、実際に損益が確定するのは売る時です。たとえ儲かっていてもまだ上がるかもしれないので、売るタイミングで損益額は変わってきますし、株式の売却時には大小はありますが必ず後悔の念が伴っている気がします。
儲かったとしてももう少し早く売っていたらもっと儲かったのに!とかもう少し待てばもっと儲かったのに!と感じますし、これは短期的な話だけではなくてけっこう中長期で後悔することもあります
売った時点では株価が下がり、そこそこ満足した売りだったとしても、しばらくして再度上昇を始め、気が付いたら売った株価より大幅に上昇していた!となるとかなり激しく後悔します(^_^;)
そんないろいろな経験を積んでくると、さらに売り時を逃しやすくなってしまいます。
VTホールディングス
日中足チャートを見ても、3月に入ってからかなり崩れ始めているんですが、なかなか売りに踏み切れない言い訳を今後の反省を込めて記事にしました。
先々この記事を読んでどう感じるか興味深いですね。

ブログなんか更新している暇があったらさっさと売ればよかったのに!となるのか、早まらなくて良かった〜となるのか、今後のVTホールディングスの株価推移に注目です(笑)
   ブログランキングに参加しています → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
posted by アイル at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月17日

中長期の株式投資

私たちのゲーム会に参加いただきありがとうございまするんるん
このページは、5月5日の名古屋キャッシュフローゲーム会のミニセミナーと連動した内容になっています。
ミニセミナーでは時間的にも機材的にも限られるので、このWebページを通じてより詳しい内容の提供や情報交換をしていきたいと思っています。たくさんのご意見や質問などのコメントをお待ちしていますねひらめき
見にきました〜といったコメントでも構いませんので、ぜひ書き込みしてくださいねるんるんコメントがないとさみしいですもうやだ〜(悲しい顔)

株式投資を通じて超富裕層を目指しましょうぴかぴか(新しい)
ちなみに超富裕層の定義は5億円から3千万$(約30億円exclamation×2)と様々なようですが、野村総合研究所では純金融資産5億円以上の世帯を超富裕層と定義しています
2007年の推定値は下記の通りだそうです。
 超富裕層(5億円以上)    6.1万世帯
 富裕層 (1億円以上)   84.2万世帯
 準富裕層(5千万円以上) 271.1万世帯

10倍株をみんなで見つけて超富裕層を目指しましょうるんるん
もちろんお金を増やすことが目的ではないですが、資産が増えることで精神的なゆとりができたり、時間的な余裕が増えるのは嬉しいですよねぴかぴか(新しい)

中長期投資に適した銘柄〜その1 成長性

中長期投資に適した銘柄〜その2 割安さ

中長期投資に適した銘柄〜その3 注目されるストーリー

割安な成長株はどこにある?

ファーストリテイリング(ユニクロ)の例

目標株価の決め方

適正な株価目標とは?(ゲオやティアの例)

最近注目している会社♪ T2

東祥(8920)の目標株価を考える

これからも定期的に更新していきます。


   ブログランキングに参加しています → にほんブログ村 株ブログ 株 中長期投資へ
posted by アイル at 21:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月03日

適正な株価目標とは?〜ゲオやティアの例

目標株価の決め方のなかで、下記の株価上昇率の計算式を載せました。

 株価上昇率 = 利益増加率 × PER上昇率

では中長期投資に適した銘柄はどのような内訳になるのでしょうか?
例えば5年間で10倍を目指す場合、いろいろなケースが考えられます。

 株価上昇率10倍 = 利益増加率10倍 × PER上昇率1倍 (60%成長)
 株価上昇率10倍 = 利益増加率7倍 × PER上昇率1.4倍 (48%成長)
 株価上昇率10倍 = 利益増加率5倍 × PER上昇率2倍 (38%成長)
 株価上昇率10倍 = 利益増加率4倍 × PER上昇率2.5倍 (32%成長)
 株価上昇率10倍 = 利益増加率3.3倍 × PER上昇率3倍 (27%成長)
 株価上昇率10倍 = 利益増加率3倍 × PER上昇率3.3倍 (25%成長)

 株価上昇率10倍 = 利益増加率2倍 × PER上昇率5倍 (15%成長)
 株価上昇率10倍 = 利益増加率1.4倍 × PER上昇率7倍 (7%成長)
 株価上昇率10倍 = 利益増加率1倍 × PER上昇率10倍 (成長なし)

この他にも無限に組み合わせはあります。( )内の数値は毎年の利益成長率になります。
上に行くほど成長株投資になり、下に行くほど割安株投資になります。
先ほど例に挙げたゲオ(2681)の場合、2002年当時に下記のように考えました。
 株価上昇率9〜10倍 = 利益増加率3倍 × PER上昇率3〜3.3倍
これは過去の利益成長率が25%前後であり、今後も同程度の利益成長が見込めると考えたためです。

私が考える適切な組み合わせは、利益増加率が3〜4倍、PER上昇率が3〜4倍といった辺りです
株価上昇には利益成長が不可欠ですが、あまりにも高い利益成長を求めると、実現性が不透明になってきます。1〜2年は高成長も可能かもしれませんが、5年以上にわたって継続するのか?というと難しい面もあるので、毎年の利益成長は25%〜30%くらいを目処としています。

一方PERの上昇率についても、PER10倍以下を一つの目安としているので、
 現状のPER10倍 → 30倍 上昇率3倍
 現状のPER 7倍 → 28倍 上昇率4倍

くらいを標準と考えています。購入時はPER10倍以下で、売却時は30倍前後を目安にするということです。ただ売却の判断は難しくて、株価の勢いがあればPERが30倍を超えても様子を見ることもあるでしょうし、場合によっては25倍くらいでも売却するかもしれません。売却時はケースバイケースとなりますが、一応の目安は上記の通りです。

ここ2年ほどお薦めのティア(2485)の場合は下記の通りです。
ティアは2007年の夏頃に分析をしていて、第一段階の目標年度は4年後の2011年にしています。これはティアが2011年度に売上100億円、経常利益率10%(経常利益額100億円)を中期的な目標として掲げていたためです。

 株価上昇率5.6倍 = 利益増加率2.8倍 × PER上昇率2倍

当時のティアの株価は8万円程度(100分割後で800円)、PERは10倍弱でした。ティアの中期計画から推定すると、2011年度の1株当たり利益が2.8倍の234円になり、知名度が低いことからPERは20倍と控えめに考え、4年後に40万円くらいになればいいな〜と考えていました。
ティア株価チャート
上記の通り2009年度まで利益は順調に伸びてきており、株価も上昇しているもののまだまだ割安だと考えています。
2010年5月5日現在の2010年度利益見込みは横ばいですが、第2四半期が大幅に上方修正されたことから、通期の利益見込みも大幅上方修正が見込まれています。上記グラフの2010年の利益は私の予想数値が入っています。この前提は、上方修正された第2四半期の純利益に、会社計画の下期の利益を加えたものです。これでもかなり控えめな利益目標だと思っていますわーい(嬉しい顔)
この利益予想だと163円になるので、PERはちょうど10倍です。2007年当時とPER評価は変わりません。利益の伸び分株価も上がっているという状況です。今後ティアの好業績に注目が集まるにつれて、PER面での評価も上がってくると期待しています。

このように目標株価を利益成長とPER上昇率に分解して設定しておけば、ティアはまだまだ売却時期ではないことがよく分かると思います。
それにしても利益のグラフがあまりにも飛び出しすぎですね(笑)
かなりバイアスがかかっていますので、参考程度にみてくださいねあせあせ(飛び散る汗)
posted by アイル at 12:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

目標株価の決め方

私の場合、中長期投資とは3〜5年くらいを投資期間の目安としているという話をしましたが、それでは3〜5年後にどの程度の株価上昇を期待しているのか?というと、5〜10倍高を狙える銘柄ということになります。長い期間投資し続けるわけですから、やはり大きなリターンを狙いたいと思っています。
実際に投資する際には、売却目標株価と売却時期をある程度想定しておく必要があると思います。目標株価を決める人は多いと思いますが、時期も重要です。いくら株価が5倍になったとしても、それが5年後なのか10年後なのかで、年利回りは大きく変わってきます。投資する側からすると、短期間で大きく上昇したほうが、より効率的な投資になります。

さらに目標株価も、PERと1株当り利益に分けて設定しておくほうがいいと思います。
PERというのは、株価が割高か割安かをその会社の利益面から評価する株価指標で、一般的に広く使われています。数字が小さいほど割安ということになります。詳しくはグーグルなどで検索して調べてみてください。

平均的なPER自体も、株式市場の人気度や日本の会社の利益水準の上下により変動しますが、大体PER20倍程度が日本の平均だと考えればいいと思います。ですからPERが10倍以下なら、株価はかなり割安な水準にあると言うことができ、30倍を超えているようなら株価は割高と言えます。

例えばある会社の1株当り利益(EPSと略されることもあります)が20円で株価が200円だったとします。
 PER=株価÷1株当り利益
で計算できるので、この場合PER=200円÷20円=10倍 となります。
PERが10倍なので割安と考えられます。
一方5年後にはこの会社の1株当り利益が3倍になると見込まれているとします。
すると5年後の1株当り利益は 20円×3倍=60円 になります。この5年後の1株当り利益60円を使って、5年後の株価を予想することができます。
上記のPERの計算式から、株価=1株当り利益×PER となります。

5年後も割安な水準に放置されていた場合
 60円 × 10倍 = 600円(現状と比べて3倍)
5年後に適正水準に評価されていた場合
 60円 × 20倍 = 1,200円(現状と比べて6倍)
5年後に割高な水準に人気化していた場合
 60円 × 30倍 = 1,800円(現状と比べて9倍)


つまり5年後に利益が3倍になったとすると(これ自体将来のことなので不確実ですがあせあせ(飛び散る汗))、株価はその時の人気度合いで600円〜1,800円の範囲に位置している可能性が高いことが分かります。
この場合、私は目標株価を5年後に現状から9倍高の1,800円と設定します。
 目標株価上昇率=利益が現状の3倍 × PERも現状の3倍=9倍の株価上昇
ということになります。つまり下記の計算式で目標株価を設定します。

 株価上昇率 = 利益増加率 × PER上昇率

利益増加率は、利益が5年後に現状より何倍になるかという値であり、PER上昇率は現状のPERが何倍にまで評価されるかという値になります。
現状のPERが10倍であれば最大で3倍のPER30倍程度が上限になりますし、現状のPERが7倍であれば最大で4倍のPER28倍程度まで評価される可能性があります。PER20倍前後を適正値として、上下10ポイント程度の範囲(PER10倍〜30倍)で人気に応じて上下すると考えるわけです。

買うときには割安なことも重要と言いましたが、これは割安な成長株に投資すると、利益の成長×PERの伸びが期待できるので、株価の大幅な上昇が期待できるからです。そして割安な状況からは株価が下げてもしれているので、株価下落リスクも比較的少なくなります
このように目標株価=目標1株当り利益×目標PERとして設定しておけば、株価が人気化してPERが高くなり、目標PERを超えた場合いったん売却という判断をすることもできます。
ゲオ株価チャート
何度も登場するゲオの株価チャートですが、このような目標設定がしてあれば、2004年3月頃にはいったん売却(目標PERを超えて人気化した)という判断もできると思いますし、2005年中頃には割安になったということで再度購入という判断ができたかもしれません。
以上はあくまで結果論ですが、目標株価を目標PERと目標利益に分けて考えていれば、より的確に売り時の判断ができる可能性が高まります。 

ちなみにその後のゲオは、利益が落ち込むとともに株価も下がっていきました。リーマンショックなどの市場全体に影響する暴落が起こると、直接は業績に影響がなくても株価が下がってしまいます。
今期は過去最高益水準まで利益が伸びる見込みであり、PERも10倍程度と割安な水準になっています。上記グラフからも割安なのはよく分かると思います。
ただ注意が必要なのは、今後の成長性が一番大事だということです。割安な会社に投資するのではなくて、成長性が見込める会社に株価が割安な時に投資することが重要です。
確かに今のゲオの株価は割安だと思いますが、2002年から2007年のように、5年間で利益が4倍になるような成長が今後のゲオに可能なのか?を考える必要があります。ここまで大きくなった会社でそこまでの高成長は難しいと思うので、2002年当時のような買い判断は難しいと思います。
posted by アイル at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資姿勢 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする