トライアルセット生活

2017年01月09日

グループリース2017年に20ヵ国展開へ!

グループリースから2017年の目標はアジアから飛び出し20ヵ国で事業展開する!と発表がありました。
現在事業展開しているのはアジア地域7ヵ国なので一気に3倍近くの国で事業展開する事になります。
7ヵ国というのはタイ、カンボジア、ラオス、インドネシア、スリランカ、ミャンマーそしてシンガポールなんでしょうか?シンガポール国内では特に事業はしていないと思うんですが^_^;
カンボジア向けのSME融資(POSを設置しているホンダバイクやクボタのディーラーに対する事業資金融資)をシンガポールから行ったり、投資事業を行う子会社があるくらいだと思っています。
グループリースのホームページでは1月4日にプレスリリースとして英文で掲載されていますが、翌日の5日にウェッジのホームページにも日本語でアップされています。
 GL 2017年に20ケ国展開に

先月開催されたウェッジ株主総会後の事業説明会でも、今後の進出予定は?という質問に対して、
来年の総会時には皆さんが予想もしないような所に進出しているでしょう!と語っていましたが、20ヵ国まで一気に増やすという目標を打ち出してくるとは驚きました。
2016年のインドネシア進出は、自社でファイナンス免許を取得しての進出なので計画通りですが、ミャンマーとスリランカにまで進出したのは驚きでした。
経営陣も年始にはそこまでは想定していなかったようです。
インドネシアは人口も多いですし、宗教もイスラム教が中心で今までの進出国とはビジネス面でかなり異なる部分もあるので、2016年はカンボジアなど既存事業を伸ばしながら、新たな収益ドライバーであるインドネシア事業の育成に注力していくのだろうと思っていました。
しかしミャンマーやスリランカに進出するチャンスが舞い込んできたので、躊躇することなく投資を決断したという感じです。
11月のウェッジの決算説明会でも、増資で手元資金を厚くしているがそろそろ借入で賄っても良いのではないか?と聞いてみましたが、融資だと機動的に資金調達ができない、M&Aのチャンスが来た時に融資が下りるのを待っていては他社にチャンスを取られてしまう、という様なことを言っていました。
M&Aをする際にはきちんとした調査も必要ですが、即決できるだけの手元流動性も大事なんですね。

カンボジアでのデジタルファイナンスという新たなビジネスモデルが成功したことで収益性が高まり、ビックチェンジが来たな〜と思っていましたが、2016年の3ヵ国進出やトゥルーマネーとの提携でさらに成長スピードが一段上がったな〜と驚きました。
それが今年はさらに13ヵ国にも進出するとなると、2018年以降の業績がとても楽しみになりますね。毎年ビックチェンジを迎えている感じです!
1年で進出先を増やすには、ファイナンス免許の申請からしていたらとても間に合わないので、既にファイナンス事業を展開している会社のM&Aが中心になると思います。
スリランカのCCFもGLの社外取締役がオーナーの投資会社が出資していた持ち分を購入しており、同様のスキームでの進出もいくつかありそうです。
GLのビジネスモデルや成長性は高く評価されていて、時価総額も3千億円程度、PERも97倍(2017年予想PERは48倍程度)と高く評価されています。
一方で3割弱を出資したスリランカのCCFはPER10倍程度の評価です。新興国の株式市場は時価総額も小さくて市場全体の評価も低いので、成長企業でも割安な金額で投資できます。
割安な価格でM&A後に、GLのデジタルファイナンスモデルを導入することで、さらに成長性を高めることができ、両社にとってメリットがあると思います。

心配なのは一気に進出先を増やして人財面で大丈夫なのか?という点と、今年も増資の必要性が出てくるんだろうな〜という点です。
人財面ではCCFの様に、M&Aする会社が優秀な経営陣に率いられているのであれば問題ないですし、増資についてもGLの株価が高く評価されているので、希薄化割合が低くなるのは良いことだと思います。

2017年、2018年とも倍以上の利益成長は可能だろうと事業説明会でも述べていましたが、事業展開が20ヵ国にも広がれば倍程度の成長では収まらないと思います(笑)
分かりやすい投資家向けの目標として、2018年にGLの時価総額1兆円という目標を掲げていますが、そのためには500億円くらいの純利益が必要となる。現地通貨ベースにすると16,667百万バーツになるので、2015年の純利益実績値816百万バーツと比べると20倍にする必要がある、と事業説明会でも語っていました。
この計算の前提はPER20倍ということになりますが、今後前年比倍以上の利益成長を続ける会社であれば、現状の株価評価であるPER50倍で評価されても違和感はありません。翌年の予想PERは25倍になる予定ですから(笑)
時価総額1兆円時のPERを50倍と想定すると、2018年の純利益が6,667百万バーツになるので、2015年と比べると8倍にすれば良いことになります。とはいえ2017年の純利益予想が2,000百万バーツだとすると2018年には3.3倍に伸ばす必要があり、一般的にはかなり高い目標になります。
経営陣の頭の中では、2017年の2倍というのは最低目標で実際はもっと上振れすると見込んでいるのだろうと思いますし、2018年はインドネシアやミャンマーがフルオペに入っているので、両国ともかなりの収益ドライバーに育ってくると思います。
その上に今年新たに行うM&Aなどが上積みになるので、どのくらいの成長をするのかとても楽しみです。
こんなに事業展開スピードが速いと、経営陣でも業績予想を出せない!というのも納得ですね

普通だと5年以内に20ヵ国まで拡大する!などの目標になると思いますが、年始に今年は20ヵ国に展開する!と発表するということは、すでにM&Aの目星がついていたり、検討に入っている進出先が複数あるんだろうと思います。南アフリカに視察に行ったことはプレスリリースに書いてありますが、どこの国に進出するのか、どんな会社をM&Aするのかとても楽しみですね。
2016年の秋以降は大きなニュースが続きましたが、今年はさらに多くのニュースが発表されそうで、年始から妄想が広がって寝不足気味です(笑)
ウェッジの株主として、今年も楽しい夢をたくさん見させてもらおうと思っています。
既存の事業展開先の業績もしっかりと伸ばしつつ、新たなM&Aや提携で成長が加速することを期待しています
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posted by アイル at 02:18| Comment(4) | TrackBack(0) | 銘柄分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする