トライアルセット生活

2017年01月06日

ウェッジホールディングスの株主総会

2016年も多くの株主総会に参加しましたが、最後を飾ったのは今年もウェッジホールディングスでした。
ウェッジホールディングスの株主総会は12月27日(火)の13時から、今年は会場を変えて水天宮前の東京シティエアターミナルで開催されました。
初めて訪れる場所で、1階ホールの場所が分からずウロウロしてしまいました(笑)
ホールというより大会議室ですね。コンサートホールの様なものを想像していましたw
今年も早朝に名古屋を出発し、青春18きっぷで東京を目指しました!
朝4時起きで、5時台の電車で出発しましたが、東京に着くのが12時半頃なので昼ご飯を食べる時間もなく、総会開始の15分位前に会場に到着しました。
今年は久し振りに総会後に事業説明会も開催されるので東京泊にしましたが、昨年までは14時過ぎに総会が終わると、そのまままた青春18きっぷで名古屋へ戻っていたので、2,400円くらいで東京往復できるというお値打ち感はあるもののハードスケジュールでした(笑)

今年のウェッジ株主総会に参加した目的は、今後のリスク要因について経営陣に直接確認することです。
経営者の方に直接質問する機会はあまりないので、株主総会で直接話を聞くことも重視しています。
先日クボタの会社説明会の記事をアップしましたが、クボタで聞いた内容とグループリースの考えを擦り合わせるのが最大の目的です。
 クボタの会社説明会に参加!

例年ウェッジの総会では質問が多く出る印象ですが、配当を出せ!とか優待を新設しろ!的な内容が多くて、事業に対する本質的な質問は少ない感じです。今年は株価が上昇したこともあって、ヤフー掲示板では経営陣をギャフンと言わせるような質問をするぞーーー!みたいな感じで威勢が良かったので、質問もたくさん出るんだろうな〜と期待して様子を見ていましたが、誰も手を挙げる気配なし!
掲示板の威勢の良さほど当てにならないものは無いと実感しました(笑)

グループリースはカンボジアに進出して、新しいデジタルファイナンスというビジネスモデルを確立したことで成長性が高まりましたが、カンボジアではホンダバイクの割賦販売の独占契約を結んでいます。
カンボジアで成功した要因として、ホンダバイクの独占契約の影響が大きいのか、デジタルファイナンスの優位性に寄るものなのかは気になる点でした。

独占契約更新の可能性も含めてこの点について質問してみたところ、カンボジアはホンダバイクのシェアが95%という特殊なマーケットなので、ホンダと独占契約する意味がある。
独占契約を結ぶことでホンダバイクのディーラーショップの中でローン販売できるのはグループリースだけになる。逆にホンダ以外のバイクのファイナンスは行えないという契約になっている
カンボジアでもクボタ(農機具)やパナソニック(太陽光発電パネル)などとは独占契約を結んでいない。
ただクボタについても地方では実質的に独占状態になっている
ホンダのバイクを製造販売しているのは、現地企業のホンダニューチプセン?という会社で、ここと独占契約を結んでいる。日本のホンダからブランド使用権や部品購入、技術指導などを受けて、現地でホンダブランドのバイクを製造・販売している。
この会社はカンボジア、ラオス、ミャンマーでホンダのバイクを販売していて、ラオスやミャンマーでも独占契約を要望されているが、他社のバイクを扱えなくなるので、カンボジアの様な独占契約を結ぶかどうかは検討中。
カンボジアはバイク=ホンダという特殊な市場だが、ラオスやミャンマーではホンダのバイクが中心ではなくシェア争いが激しいので、ホンダ以外のバイクを扱えないデメリットが大きくなる可能性がある
ホンダニューチプセンとは独占契約に拘らず、もっと関係を深めていく考えのようです。
独占契約を結んでいるからカンボジアで成長できた!というより、デジタルファイナンスのビジネスモデルがカンボジアの現状にフィットして優れていたので、バイクに手が届かなかった層にもマーケットを広げて需要を拡大できた、という印象でした。

カンボジアでのトゥルーマネーとの提携も事業拡大に大きく貢献してくると期待しているので、現状について聞いてみました。
トゥルーマネーは契約者が毎月返済する際の送金手段として利用していたが、提携することで関係を強化した。カンボジアに5千店あるトゥルーマネーの代理店がGLF(GLのカンボジア子会社)のディーラーになる契約を結んだ。バイクを買いたいお客さんを、スマホのアプリを使って紹介してもらう。
アプリのダウンロードは4,500件くらいになっている。トゥルーマネーはタイの大手企業CPグループの子会社で、インドネシアなどにも進出している。
トゥルーマネーを通じた紹介件数や契約件数は開示していないが、テスト段階ですでに月に3桁以上の紹介が来ている。代理店の人を集めて営業研修なども行っており、12月に入ってからの立ち上がりは悪くないと思っている。

トゥルーマネーはインドネシアやミャンマーにも進出しているので、ぜひカンボジアでの提携を成功させて、インドネシアやミャンマーにも提携関係を広げていってほしいですね。
カンボジアでの取り組みに今後も注目していきたいと思っています。

クボタとの関係についても聞いてみました。
ホンダとは独占契約を結ぶなど関係が強固だが、クボタに話を聞いたところ、マーケットが小さいうちは現地のファイナンス会社に任せるが、規模が大きくなってきたら自社でファイナンス会社を作って販売金融も自社で行う方針と聞いた。グループリースが市場拡大に貢献しても、市場が大きくなったらクボタに美味しい所を持って行かれてしまうのではないか?と疑問点を投げかけてみました。

回答としては、クボタの方針について言及する立場にはない。
確かにタイではサイアムクボタリーシングという子会社を作って自社でファイナンスを行っている。サイアムクボタの人とも話をするが、回収など手間が掛かるのでファイナンスはやりたくないというのが本音のようだ。ただクボタが進出した当初は、トラクターなどの販売時にファイナンスを引き受けてくれる会社が無かったので、自社でファイナンス会社を作らなければならなかった。
カンボジアやインドネシアの田舎でファイナンス事業を行うことは本当に大変なので、クボタが自社でファイナンスを行うことはないと思う。

確かに貸すのは簡単でしょうが、毎月返済してもらうのは大変なので、現地にファイナンスを引き受けてくれる会社があるなら任せたいというのが本音なんだろうな〜と感じました。
本社の方針としてはできる限り自社に取り込め!という事なのかもしれませんが。
グループリースの場合、ファイナンスだけではなく需要も生み出してくれるので、ありがたい存在だと思います。東南アジアの現地レベルでは良い関係が築けているんじゃないかと感じました。
12月6日のグループリースの臨時株主総会でも、此下会長による今後5年間の成長戦略というプレゼンが行われ、日本語字幕付きの動画が公開されています。ポロさんが紹介してくれました!
 GL Presentation Next 5 Years 06 Dec 2016
この動画の中で、インドネシアのクボタの売上の80%はグループリースが生み出していると語っていますが、クボタで聞いた話では、インドネシアはまだクボタのトラクターが売れるような段階ではないので、トラクター用のエンジンや農業用のポンプなどを販売して、ディーラー網を構築していると説明していました。

インドネシアのクボタの売上の80%はグループリースが生み出しているというのは正確に言うと、
インドネシアのクボタ製トラクターの売上の80%はグループリースが生み出している
という事なんだろうと思います。価格も高いのでまだインドネシアではトラクターの普及段階ではない。それでもトラクターを買いたい人はたくさんいるので、グループリースが割賦販売に乗り出したことで潜在需要が顕在化し、クボタトラクターの売上が規模はまだ小さいものの急に生まれてきた
その結果トラクター売上げの80%をグループリースが占めたり、Jトラストの藤澤社長が言っていた現地ではトラクターの在庫が足りない!というような状況が生まれているんだろうと思います。トラクターの生産能力には余裕があるので、インドネシアでの需要が急激に伸びるならタイから輸出すればいいので、クボタからするとトラクターの在庫が足りないという状況は発生していない、ということになるんでしょうね。
いろいろと関係者に話を聞くことで、上記のような状況なんだろうな〜という考えに落ち着きました。

ウェッジの株主総会に参加することで、リスクと思われる要因について経営陣の考えを聞くことができて、納得できましたし、今後の成長に対する期待がさらに高まりました。事業説明会でも有益な話が聞けて、大満足な1日となりました。
総会後には投資仲間とミニオフ会を開催し、夜遅くまでウェッジやグループリースについて語り合い、さらに楽しい時間を過ごすことができました!
今後も成長を見守りながら応援していきたいと思っています。
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皆さまの応援があれば、上位に進出できると思います!
posted by アイル at 01:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 株主総会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする